銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です
先日、がんの血管内治療についてお話ししました
そこでお話しした、関東で唯一のがんカテーテル治療を行っているクリニカE.T.
紹介した乳がん患者さんが血管内治療を受けるというので、予約のスキマ時間に見学させてもらいました
外観
って、疑問がわいてきますよね
先ほどのクリニカETのHPより
って、見てもよく分からないかも、、、
もう一か所、がんの血管内治療を行っている、大阪のIGTクリニックの画像です
まずがんに栄養を与えている血管に抗がん剤を注入して、その後、血管を塞ぐ物質を注入し血管を詰まらせます
①がんに抗がん剤を効率よく届ける
ごく少量で、かつ局所なので全身の副作用は少ない
②がんに栄養を与える血管を塞いで、がんの兵糧攻めをする
という治療法です
クリニカETも同じ感じかと思っていたら、ちょっと違いました
概念は同じなのですが、オリジナルの工夫があります
①抗がん剤をナノ化させて、よりがん組織内に浸透させる
②栄養を与える血管を塞ぐのではなく、がん組織内の異常血管を正常化する
→がん幹細胞に働きかける
③免疫チェックポイント阻害薬を併用し、がん組織内の免疫機能を高める
②が特に独特なのですが、話が難しくなるので、省略します
どんなことをされているかは分かったので、今回紹介した乳がんの患者さんの経過次第では、腫瘍が大きくて難渋する症例はガンガン紹介しようと思っています
自分の目で見て確かめずに紹介するのは、ちょっと嫌だったので
あと、嫌な医師だったら紹介したくないし
そう言えば、以前、6種複合免疫療法を始めた際に、熊本の同仁がん免疫研究所まで実際に見に行ったなぁ
見て、会って、話してしか、納得できない/したくないことってありますよね
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