銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です

 

 

こんな記事がありました

 

 

お時間ある方は読んでみてください

 

 

読むのが面倒くさい!という方もいると思うので、そんな人のために要約しますね

 

 

・日本で大腸がんが急増していて、その原因として食の欧米化が考えられている

 

・アメリカに移住した日系人は、アメリカ人よりも大腸がんの発症率がわずかに高い

→同じものを食べてもアメリカ人より大腸がんになりやすい

 

・日本人は草食動物みたいなもので、腸が長くて便秘になりやすいから、大腸がんができやすいと考えられていたが、最新の研究結果では腸の長さはアメリカ人と一緒だった

→都市伝説だった!

 

・脂肪と蛋白質が多い食事は大腸がんを招く

 

・肉の脂やラード、牛乳、乳製品に含まれる動物性脂肪は体に悪いけれど、オリーブ油、ごま油などの植物性脂肪は大丈夫?

→発がんには植物性脂肪も関わるので、取り過ぎれば同じように大腸がんの発症率が上がる

 

・国際がん研究機関は、2015年に牛、豚、羊などの肉は「おそらく発がん性がある」、ハム、ソーセージなどの加工肉は「発がん性がある」と発表した

 

・肉を食べる量が増えると大腸がんの発症率が上がるのは確かなものの、ここまでなら大丈夫、と線を引くことはできていない(鶏肉については研究が不十分で、安全かどうかもはっきりしていない)

 

・肉の摂取量が日本とそれほど変わらない韓国は世界トップクラスの大腸がん発症率で、日本はそれより低く、モンゴルはもっと低い

→同じアジア人でもこんなに違うのは、肉以外の要因が考えられる(何かは分からない)

 

・最も多く肉を摂取しているアメリカ人女性の大腸がんの発症率が、日本女性よりほんの少し低くなっている

 

・アメリカでは政府主導で行っている大腸がん対策で、牛肉に代わって豚肉、鶏肉、魚の消費が伸び、運動する習慣を持つ人が増え、大腸がんになる人の割合が次第に下がり始めている

 

・胃がんでは、野菜と果物に含まれるビタミンCが発がん性物質の合成を強力に抑えてがんの発症を防ぐが、大腸がんでは野菜と果物の予防効果ははっきりしない

 

・日本で大規模な調査をおこなったところ、野菜をどれだけ食べても、大腸がんの発症率はまったく変わらなかった

 

・日本人は野菜を食べても意味がないということではなく、日本人はもともと欧米人とくらべて野菜の摂取量が多いので、あまり食べていない人と、より多く食べている人を比較しても、発症率に差が見られなかったのではないかと考えられている

 

・魚に含まれるEPAとDHAが大腸がんを予防するという報告がある

 

・アメリカで2万人以上の男性を対象に実施された調査からは、週に5回以上魚を食べる人は、週にせいぜい1回しか食べない人とくらべて、大腸がんの発症率が40%も低いという結果がある

 

・日本で約9万人を対象にした調査でも、魚からEPA、DHAを多く摂取しているグループは、結腸の入り口付近にできる大腸がんの発症率が、やはり40%下がることが分かった

 

 

あー、長かったー

 

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