銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です。
1年の中でがん患者さんが減るのは
冬の終わりから春にかけての2-4月です
なぜその時期にがん患者が減るのか?
答え:
がん検診が行われない時期だから
がん検診のチケットが届くのが
4月下旬~8月下旬で(生まれ月による)
自治体の検診は主に5月~1月です
時期を過ぎても病院等で受けられますが
やはり数は減ってしまいます
~日本対がん協会HPより~
2020年は緊急事態宣言の影響で3-5月が激減しています
4月から増え始め、6、7月がピークです
6、7月にがん検診を受けた方は
1か月後に精密検査の通知を受け
大きな病院を受診するので
がんと診断される人は
7-9月にピークを迎えます
緊急事態宣言等ででここ2年間は
検診を受ける人が少なかったのもあり
今年はがん患者が増えると予想します
ちなみに
人間ドックも1月~4月は減ります
昨年、国民健康保険だった時代に
こちらの検診クリニックで
私も健康診断を受けました
まさにこのオフピークの時でした
当院でも6月に入ってから
急にがんの問い合わせが増えました
初めてがんと診断される人が
これからどんどん増えると思うので
がんと診断された時に備えて
お金のことやらいろいろ準備が必要です
そういえば、3年くらい前に
こんなブログを書いたなぁ
できれば、がんと診断される前に
読むことをオススメします