先週こんなニュースがありました
記事によると
2011年 前立腺全摘手術
その後治療をしたかは分かりませんが
2017年 再発
ホルモン治療、放射線治療、抗がん剤治療など
標準治療を行うも腫瘍マーカー(PSA)が急上昇
あらゆる標準治療を経験された後ですから
おそらくもう治療の選択肢は残っておらず
あとは死を待つのみだったと想像します
そこで、
日本では未承認の前立腺がん最先端医療に
チャレンジするため渡豪したという訳です
オーストラリアで行う治療は
ルテシウム(Lu-177) PSMA治療
のようです
どんな治療かと言うと
前立腺がんの転移部に結合する薬剤に
放射線物質をくっつけて投与することで
転移部で集中的に放射線治療が行われる
というものです
この治療法は現在かなり注目されており
新神戸メディカルビレッジのHPによると
ドイツで最も盛んなようです
ただ、現在、新型コロナウイルスの影響で
ドイツでの治療が受けられないため
オーストラリアになったのだと思います
こんなページがありました
マレーシアとオーストラリアで
受けられるようですね
いずれにせよ
複数回の治療費と渡航・滞在費がかかるので
1,000万円は少なくとも必要だと思います
副作用もあるようですが
無事に現地での治療が成功して
帰国することを願っています
この治療日本でも早く承認され
保険で受けられるようになると良いですね