当院で使用しているCBDバームは

日本では化粧品に分類されますが

医療機関専売となっています

 

 

 

 

化粧品なので効能効果は言えませんが

当院では

・抗がん剤の副作用の改善

 (しびれ、手足症候群、口内炎など)

・手術の創の痛み

にはよく使用しており、

ブログ等でも紹介してきました

 

 

 

 

 

 

 

 
こういった症状の緩和以外に
CBDには
抗腫瘍効果
があることが分かっています
 
 
悪性黒色腫(メラノーマ)への効果は
論文でもよく取り上げられています
 
”カンナビノイドは、メラノーマに対して新しく画期的な治療法となる可能性がある”
 
 
皮膚がんに効果があるのであれば
乳がんの皮膚浸潤に対しても
効果があるかもしれないと思い
ある患者さんに試してもらいました
 
結果がこちら
 
 
この患者さんは乳がんに対して
内服で抗がん剤治療をされています
 
しかし、皮膚浸潤部からの浸出液や
出血がひどくて困っていたところで
CBDバームを試してもらいました
 
1か月で小さい方の潰瘍が埋まり
3か月でもう一方も埋まっています
 
出血も浸出液もなくなったので
QOLが上がったと喜ばれていました
 
 
抗がん剤が効いただけじゃないの?
と思う人もいるかもしれませんが
 
腫瘍マーカーを見せてもらいましたが
この3か月でほぼ横ばいでした
 
ということは、皮膚浸潤に対しては
CBDが効いていると思われます
 
 
他に経過を見ている患者さんで
皮膚浸潤が改善している人もいます
 
 
*この方は標準治療拒否なので
 肝転移は進行していますが
 皮膚浸潤は落ち着いています
 
 
乳がん皮膚浸潤に対しては
抗がん剤の効きに期待するしかなく
 
抗がん剤が効かなくなった後は
ロゼックスゲル🄬
メロリン🄬ガーゼ
カデックス🄬
など対症療法しかありません
 
 
これらは止血やにおいを取るだけで
抗腫瘍作用は一切ありません
 
まだ2例しか経験しておりませんが、
表面の腫瘍は進行を抑えられており
CBDによる抗腫瘍効果が見られている
という可能性があります
 
 
乳がん皮膚浸潤に対して
守りの治療(対症療法)だけではなく
攻める治療となる可能性があります
 
 
 
ただ、自費診療になるので
それなりに費用が掛かります
 
初診料 12,500円+税
(オンライン診療可)
CBDバーム 7,000円+税
 
 
 
CBDバームは小さい範囲だと
数か月は持つので
経済的負担がそこまで大きくなる
ことはないと思います
 
乳がんの皮膚浸潤の患者さんで
CBDバームを用いた治療に
ご興味がある方は
クリニックまでご連絡ください
 
電話:03-6228-4112
メール:info@gmcl.jp