こんなブログがありました。

 

 

患者の権利と病院の使命

 

ブログより

 

これまで9年直接お目にかかってお話をした人から、

「主治医との関係がうまくいってない」

「セカンドオピニオンを受けさせてくれない」

「自分が受けたい治療のため紹介状を依頼したら、不機嫌になり、

それを受けるのならもう診察はしない、と言われた」

「丸山ワクチンを主治医に内緒でやっている」

等の話を数多く聞きます。

昨年暮れに極めつけは、

サプリを使ったら、この病院の緩和医療病棟には入れない、

と脅迫を受けたそうです。

これは、主治医の意見ではなく、病院全体の総意だそうです。

 

 

私のところに相談医来られる患者様からも、

上記のようなお話はよく聞きます。

 

特に都内のがん専門病院で、その傾向が強い印象があります。

 

 

このようなケースがありました、

 

「セカンドピニオンも聞きたいので、治療をしばらく待ってほしい」

と主治医に伝えると、

「方針に従えないなら、お好きなように」

と外来を追い出され、待合室で待っていると、看護師から封筒を渡された。

 

「これは何ですか?」

と看護師に尋ねたところ、

「転院すると伺っております。」

と言われたと…。

 

 

もう一つは、

 

がんと診断された病院で、

「抗がん剤治療は絶対に受けたくない」

と主治医に宣言したところ、

「うちでの治療を受けないのであれば、紹介状も書けない」

と言われ、困惑した。

 

 

多少の設定は変えていますが、これらは本当の話です。

ちなみに、後者の方はがん難民となってしまいました。

 

 

 

もう一度先ほどのブログに戻ります。

 

なんでこんな状態になったのでしょう?

そもそも、患者は自分の受けたい治療を受ける権利があるはずです。

お医者さんは、確かに頭も良いし記憶力もすごいのは認めます。

でも、専門以外の知識が十分でない医者もいます。

専門外を全く否定する医者も多いのが現実です。

自分の専門以外は、その道のプロに任せる、というのが普通の産業界の常識です。

それが、医療では通用しないようです。

最近はいないとは思いますが、

俺の言うことが聞けないのならへそを曲げ、態度に出る医者。

自分が一番、患者は医者の言うことを聞いていればよいという医者。

 

患者も患者で自分の健康や体に関心を持たず医者の言いなりになる人。

 

 

最後の一文だけちょっときついですが…

 

 

自分に命がかかった治療ですよ?

病気のことをもっと調べて、関心を持たなきゃ

本当に医者の言う通りでいいんですか?

 

ブログなどではたまにこのような文章を見かけますが、

そこまでする方は本当に少数だと思います。

 

特に高齢者にその傾向が強く、

若い方だとその傾向は弱くなります。

 

ただ、地方でその病院しかないような場合には、

そもそも主治医に逆らうことが難しいし、

遠方までセカンドオピニオンに行くのも大変なので

主治医に従うしかないという状況もあります。

 

 

 

先のブログでは患者の権利と病院の使命として

以下を挙げています。

 

 

患者の求めがあれば、

(1)治療経緯を記載した紹介状を速やかに発行すること

(2)画像データの開示

(3)手術後のがん組織の提供

(4)がん拠点病院として、その患者の治療経緯のデータ保存

(5)紹介状発行後の継続治療の保証と治療拒否の撲滅

 

 

主治医や病院に対して上記を求める前でも、

手元に紹介状などの資料が無い場合でも、

当院ではご相談を受け付けております。

 

患者様の置かれている状況や性格なども考慮しながら、

アドバイスをさせて頂きます。

 

ベストな道をともに考えていきましょう。

 

 

 

 

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