今年3月にご紹介後、あっという間に【完売】してしまった幻の猫かんざしが装いも新たに?!再入荷致しました!
基本的な仕様、見た目は初回制作分とほぼ変わりは御座いませんが、首輪の装いがちょこっと贅沢に、そしてべっ甲の天然の色合いもほんの少し変わりましたでしょうか?!記事下に過去記事のリンクを貼りますので、この猫かんざしの制作秘話や初回バージョンの詳細をお知りになりたい方は、合わせてご覧になってみてください。
なお、こちらのかんざしも、どうぞお目に留まりましたらお早めにご来店、またはお問い合わせください。それではどうぞご覧ください。
幕末から明治の初めに活躍されて浮世絵師、月岡芳年(つきおかよしとし)作、「古今比売鑑・薄雲(ここんひめかがみ・うすぐも)」に描かれた鼈甲の猫のかんざし(前小僧)を復刻。比売鑑(ひめかがみ)は「姫鑑」(ひめかがみ)ともいい、当時の女性が見習う手本と言う意味だそうです。
・べっ甲浮世絵猫金蒔前小僧一本挿し【abkbc180618-1】¥80,000+税 【完売】※追加制作分も完売。
(耳かき:白べっ甲、猫:上茨布べっ甲、足:茨布べっ甲)
(かんざし本体大きさ:約縦184㎜、横20㎜、厚み5㎜~4㎜)
(猫:約縦30㎜、横20㎜、厚み5㎜)
(天然素材を使用した手作り品となります。色合い、柄の出方がそれぞれに異なります。)
(1本の価格となります。)
▼「猫かんざし2018|幕末から明治に活躍した浮世絵師、芳年が描いたべっ甲猫簪を復刻|猫都の国宝展」ブログ2018年03月30日号【完売】
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20180330.html
▼「べっ甲菊尽くし螺鈿18K象嵌帯留|七色に輝く螺鈿と金色に輝く象嵌が美しい|猫れくしょん2018」ブログ2018年02月23日号
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20180223.html
▼「猫のかんざし」2016/02/16~秋華洞スタッフブログ
https://www.aojc.co.jp/staff_blog/2016/02/16/post-511/
~薄雲太夫とその愛猫を描く。芳年自身も大変な猫好きとして知られており、遊女の簪飾りや着物の柄にまで猫があしらわれている。
月岡芳年(つきおか・よしとし):略伝
天保10年(1839)~明治25年(1892)
浮世絵師。別号に玉桜・魁斎・大蘇などがある。 国芳の門人で河鍋 暁斎 は兄弟弟子である。幕末期には 武者絵 ・ 役者絵 ・ 美人画 など 国芳 風を脱皮に努め、残酷趣味の 無惨絵 など時代風潮を反映した作品を多く描き、「血まみれ芳年」などと呼ばれた。また明治6年頃から菊池容斎の画風に傾倒、この筆致に 洋風 を融合した独特の描法で歴史上の事件に取材した作品を多く描く。更に明治7年頃からは「郵便報知」など 新聞錦絵 の制作にも活躍。活発な制作活動を展開する。当時、没落していく浮世絵師の中で最も成功し、門下からは年方を輩出。その画系は鏑木清方、 伊東深水 と現代まで続く。 代表作は「 月百姿 」「 風俗三十二相 」「 魁題百撰相 」など。(秋華洞スタッフブログより)
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