先日ご紹介しました希少な扇子、両面絹張り扇子に引き続き、今度はこちらも今では大変珍しく、また希少なオパール装飾付きのホワイトゴールド(K14WG)製かんざしをご紹介させて頂きます。(ホワイトゴールドのブログテーマは無いので、便宜上「銀かんざし」のテーマで書かせて頂きます。)
それこそ両面絹張り扇子では御座いませんが、7,8年前まではバリエーションは銀かんざし程多くは御座いませんでしたが、ホワイトゴールドやプラチナ製のかんざしもいくつか制作、取り揃えておりました。しかし、材料費の高騰、並びにお求めになられるお客様も少なくなり、いつの間にか品揃えのラインアップから消えていました。
そんな中、とあるお取引先の社長さんから、「商品整理をしていたら、引き出しの奥底からこんな珍しいかんざしが出てきたのですが如何ですか?」と、こちらのかんざしをお持ちになってくださいました。
いつも各御取引先さん、職人さんへ、「何か掘り出し物はありませんかねぇ?今ではもう制作されなくなって(出来なくなって)しまったかんざしや扇子、他、何でもいいのですが...、これは!っというものが出てきたら必ず私に一番に知らせて、見せてくださいね!と、耳にタコができるほど(うるさく)言う三代目の悪い口癖を聞いているとある社長さんが持参してくださいました。こちらもずいぶん昔に製作されたかんざしのようですが、今の材料、加工費の相場で新規に製作したらとてもこの価格では収まらないでしょうね。
こちらのかんざしは、現品限りとなります。お目に留まりましたらどうぞお早めにご来店、お問い合わせください。なお、他にもう一種、ホワイトゴールド製の素敵なかんざしが御座いますので、また日を改めてご紹介させて頂きます。それではどうぞご覧ください。
▼「黒革の手帖・第2話|武井咲さん|七色に輝く希望・幸福の石オパール付ホワイトゴールド製かんざし。」ブログ2017年07月28日号
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20170728.html
「希望の石」、「幸福の石」とも呼ばれる七色に輝くマルチカラーの天然オパール。オパールの語源は、ラテン語の「opaius」に由来すると言われ、その意味は「宝石」です。まさに宝石ですね。
ご覧になる角度により、赤味を帯びたり青みを帯びたり豊かな色調が現れます。
かんざしの足裏に「K14WG(ホワイトゴールド)」の刻印が押されています。
ホワイトゴールドとは、金にパラジウム(Pd)を混ぜた合金になります。
・K14WG:金58%+パラジウム42%の比率の合金、
・K18WG:金75%+パラジウム25%の比率になります。
余談ですが、ホワイトゴールドはより高価なプラチナの代替品として宝飾の世界でも人気のある素材ですが、プラチナの場合も、以下のようにパラジウムを混ぜた合金の方が、一般的に素材的にも安定して加工しやすくなるため、宝飾業界では多く用いられます。
・Pt850:プラチナ85%+パラジウム15%
・Pt900:プラチナ90%+パラジウム10%
・ホワイトゴールドオパール付きかんざし【abkwf170621-1】¥340,000+税
(K14WG/オパール(縦約9㎜、横6㎜))
(大きさ:約縦140㎜、横31㎜、高さ9㎜)
※【現品限り】
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