今朝テレビを見ていたら、南伊豆、静岡県賀茂郡河津町の河津桜が例年より少し早めに見頃を迎えたとか。ちょうど伊豆河津桜まつりが開催していますね。河津町近辺へは何度も訪れたことがありますが、この時期はまだ一度もありません。一度桜満開のトンネルをくぐってみたいものです。
さて本日は、満開に咲く、可愛らしいピンク色の桜の下で、春の訪れを愉しむかのように戯れ、元気よく走り回る2羽の兎たちを描いた、生命力溢れ、心躍る、大変素晴らしいかんざしです。
美しいピンク色の桜と緑色の葉も本漆に24金と顔料を混ぜて描かれています。ひらひらと舞う花びらは螺鈿、漆で貝殻を貼り、蒔絵で輪郭を描いています。高蒔絵(厚く盛って描く蒔絵技法のひとつ)で描かれた2羽の兎、ふっくらとしたうさぎの輪郭が見事に表現されています。
このかんざしに限らず、今まで私のブログやかなめ屋の各SNSでご紹介して参りました金蒔絵装飾の施されたべっ甲かんざしや帯留は、ほぼすべて24金を使用しています。そのため、この色合い、風合いはほぼ半永久的に色褪せることはありません。べっ甲ともども、まさに一生ものと言われる所以です。
▼「粋で贅沢な玉かんざし|象牙の大玉に金蒔絵を施した、大変稀少なべっ甲象牙金蒔絵玉かんざし4種。」ブログ2015年10月28日号
表側に蒔絵師の落款が描かれています。繊細なタッチが素晴らしい、加賀の蒔絵師、大岡緑氏の作です。かなめ屋のべっ甲製品ではもうお馴染みですね。
・黒べっ甲桜兎螺鈿金蒔絵かんざし【abkbf170215-1】 ¥175,000+税 【完売】
・黒べっ甲桜兎螺鈿金蒔絵かんざし【
(螺鈿金蒔絵:大岡緑/大きさ:約縦140㎜、横87㎜)
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、製作時に使用する材料費、工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
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