さて本日は、胡蝶蘭をモチーフに致しました、やや大振りで大変華やかなべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。今までにも、数多くの胡蝶蘭をモチーフに致しましたかんざしをご紹介させて頂きましたが、どの種類も比較的人気があり、何度も追加制作しているものも少なくありません。
本日ご紹介させて頂く胡蝶蘭のかんざしも、実はシリーズの中では比較的初期、5年以上前に制作されたものになります。ご覧になる角度、光の加減により、色合いを変化させながら美しく輝きます。それではどうぞご覧ください。
▼「可愛らしい胡蝶蘭のかんざし|結婚式や華やかな機会に、礼装から準礼装のお着物にお勧め【追記】あり」ブログ2015年01月13日号
桃色の胡蝶蘭は、漆に24Kと顔料を混ぜて描かれています。また蕾は螺鈿、そして美しく緑色に輝く葉を緑色の顔料を加えた金蒔絵に、螺鈿で描かれています。この色合い、輝きはほぼ半永久的に変わることはありません。
かんざしを裏側から撮影。蒔絵師の落款と、べっ甲の美しい茨布(ばらふ)模様がご覧いただけます。
かんざしを横からご覧になると、このようにかなり湾曲しています。しかしこの角度が、かんざしを髪に挿したとき、頭の形にフィットしてきれいに映ります。
・べっ甲桃色胡蝶蘭鈿金蒔絵かんざし【abkbf161011-1】¥214,000+税
(螺鈿金蒔絵:大岡緑/大きさ:約縦166㎜、横93㎜)
製作時に使用する材料費、工賃等により価格が変動する場合が御座います。
また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
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