月曜日から雨だと、なんだか気が滅入りますねぇ。と言うことで、今日はこの鬱陶しさを晴らすような、キラキラと螺鈿が虹のように輝く、大変美しいべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。

べっ甲素材(白甲、黒甲、茨布甲)の中でも、普段使い用のかんざしなどで多く用いられることの多い「茨布べっ甲」(天然模様の入ったもの。詳しくは下記リンクを。)を用いたかんざしを今年に入ってからも幾つかご紹介して参りました。本日ご紹介致しますかんざしも、その「茨布べっ甲」を用いたかんざしになります。

しかしながら、以前もお話しさせて頂きましたが、普段使い用の商品の材料として用いられることの多い「茨布べっ甲」も、その装飾によっては準礼装用(セミフォーマル)にもお勧めなものとなります。今日はそのべっ甲の天然の模様、「」を面白い技法で装飾し、一見落ち着いた雰囲気の「茨布べっ甲」を、一転華やかに見せてしまう、そんなユニークで珍しいかんざしをご紹介させて頂きます。訪問着、附下など準礼装のお着物、華やかな機会にお勧めなかんざしです。

そうそう、気が付けば今月最初の商品紹介ですね。3月に入ってからも何かと忙しく、投稿が思うように進みません。

 

 

 

▼「桜と楓と唐草彫りのべっ甲かんざし|結婚式、入卒式、セミフォーマルの装いにお勧め+TPOかんざし」ブログ2016年02月15日号 http://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20160215.html

▼「茨布べっ甲かんざし|べっ甲の唯一無二の天然模様が美しい、普段のお着物にお勧めなかんざしです。」ブログ2016年02月12日号 http://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20160212.html

▼「普段使いのべっ甲かんざし|唯一無二の天然模様が美しい、茨布べっ甲かんざし。+べっ甲豆知識。」ブログ2016年01月20日号 http://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20160120.html

 

 

 

 

 


 

 

 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 



 



そうです、所々に空いた穴の様な模様、これはべっ甲の天然模様の半透明な白べっ甲の部分を残し、残りの黒色から茶褐色の黒べっ甲の部分全体に、螺鈿をびっしりと敷き詰めた、気の遠くなるような手間を掛けた逸品です。この技法を「布包み(ふづつみ」)と言います。

この模様はべっ甲の天然の模様となりますので、厳密に申し上げれば同じものは二つとして存在致しません。したがって、こちらは世界で唯一無二のかんざしになります。

またかんざしの形状にもご注目です。ほぼかんざし全面に敷き詰められた螺鈿金蒔絵の輝きが、髪に挿した時に美しく輝くようにと、通常のかんざしとは違い、横から見ると波を打ったような形状となっています。この様にすることで、螺鈿の輝きがより一層、複雑に色を変えながら美しく輝いて見えます。
 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


 

 


・べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし【abkbf160307-1】¥238,000+税 【完売】2016.04.
(螺鈿金蒔絵:一径/大きさ:約縦156㎜、横88㎜)


 

 

 

 

※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、製作時に使用する材料費、工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。

 

 

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