いやぁ、この一週間は何と言う忙しさでしたでしょうか。4日、月曜日の仕事始めは時短営業もあり、ほとんどご挨拶参りであっという間に1日が終わったようなものでしたが、5日の通常営業から今日までどうでしょう、日中、夜とも、てんてこ舞いな忙しさでした。おかげでブログの更新もままならず、もうこんな時間(1/8、0時ちょっと前)になってしまいました。
毎度申し上げていることですが、このご時世、お正月から本当に有り難い事です。感謝。
さて、今年最初にご紹介させて頂きますかんざしは、タイトルに御座います通り、古都の風景を繊細なタッチで描いた、大変見事な螺鈿金蒔絵のべっ甲かんざしです。黒留袖から訪問着、第一礼装から準礼装のお着物までお勧めです。それではご覧ください。
古都の山々を背景に、左側に赤い鳥居、そして右側に三重塔が描かれています。
そして中央に掛かる橋は嵐山の渡月橋でしょうか。情緒あふれる古都の風景が繊細なタッチで描かれています。
金蒔絵で描かれた古都の山々、そして全体に掛かる霞に濃淡(グラデーション)を付けて描くことにより、画面に立体感を醸し出しています。さらに、所々にちりばめられた螺鈿は、手前(下方)にやや大きめ、遠方(上方)に小さな貝を配する事により画面に奥行き感を。また、左側に紫系、右側に緑色系と、左右異なる色合いの貝を配する事により、華やかさと画面全体の広がりをも演出しています。
正に1枚の絵画。計算されつくした逸品です。
・べっ甲古都の図螺鈿金蒔絵かんざし 【abkbf160108-1】¥298,000+税
(蒔絵:大岡緑。大きさ:約縦125㎜、横80㎜)
一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様、ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、適切にお取扱いして頂ければ一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても「水」と「熱」を用いて修復が可能です。
そういった意味からも、べっ甲は一生もの、さらに次の世代へも受け継ぐことが出来る、素晴らしい日本の伝統工芸品です。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
銀座かなめ屋・三代目
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