まず入院するまでの経緯、発症の状況から振り返ります。
5/12、GW連休明けの夜、それは突然やってきました。
 
5/2(発症10日前)は専門店でのケアもし、体重も1022g。
銀ちゃんとしてはしっかりした体重で、ペレットの食べっぷりも抜群でした。
5/8(発症4日前)には、紹介していただいた獣医さんで初診
現在の心配事項を相談し、去勢手術の予約もしていたのです。
今まで幸運にも重篤な病気もなく、コンディションも良好という状態です。
 
5/12、その日も私が帰宅すると、いつものように空になったペレット皿に手を添え
銀次:「もうご飯ないですけど?」と催促しているように見えました。
そのうち、首をかしげるようなしぐさをするので
銀ママ:「ああ、お腹すいてるのね、今あげるから・・・」と
ゲージに近寄って行ったところ・・・
こっくりこっくりとし始めすぐに傾きが大きくなり、身体が揺れ始めました。
 
えっどうしたのかな??これはおかしいんじゃないかと思いはじめ
夜8時前でしたが、初診をしたばかりの獣医さんに
祈るような気持ちで電話をしました。
こくりこくりの状態を伝えると
「眼振(目が振れている)はありますか?」と聞かれたので
良くみてみるとありました。この動画は説明するために撮ったものです。
 
ゲージのドアを開け手を差し伸べると
手にもたれかかるようにバタンと倒れてしまい
眼を見開き「やっぱり普通じゃない」と更に怖くなりました。
だっこしてみると腕の中でますます「普通じゃない」状態に。
目を見開き瞳は揺れ、体を突っ張らせ
言葉を悪く言えば腕の中で「のたうちまわる」ような感じです。
(後でこれはローリングというのだと知りました)
この状態になるまで1時間とかかりませんでした。
 
夜にも関わらず獣医さんが電話に出でくださって、本当に助かりました。
こちらはあまり要領を得ない説明だったかと思いますが
丁寧に症状を聞いて今できる対処を説明してくださいました。
でも、お話しするうちに激しいローリング「のたうちまわる」状態まで悪化してしまったので
夜だとはいえ思わず「今診ていただけませんでしょうか。」とお願いしていました。
 
「心配でしょうから連れてきてください」と心強いお言葉をいただき
電話を一度切り、主人に電話をし
「銀ちゃんが普通じゃないので、動物病院に連れて行くので
早く帰ってきて!!」と言いました。
元気な銀ちゃんを朝見ていた主人は電話口で「え?そうなの??」と
ちょっと現実感が無いようでした。
 
動物病院では「斜頸」という診断を受け
症状について、考えられる原因と対処について説明を受け
その日から病院に入院。
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その病院は夜に入院の子の面会時間を取ってくださるのですが
写真は入院した翌日に会いに行った銀ちゃんです。
病院では清潔で静かなゲージの中でタオルで(怪我をしないように)囲まれた中に
横たわっていました。銀ちゃん自身もびっくりしているのでしょう。
食欲もなく起きられない状態。
でも「銀ちゃん」と声をかけると体が自由にならないのに顔を起こそうとしてくれます。
ゲージの外から主人と二人で声を掛けました。それぐらいしかできない。ちょっと涙が・・・。
 
銀ママ