国立、都立の受験には学校からの報告書が必要です。
都立ははっきり点数になりますが、国立はどの程度報告書が合否に影響するのかわかりませんでした。
コン次郎の受験のときに、いくつかの塾の校舎長に質問しましたが、わからないと仰っていました。
「もう内申なんていらないから学校休みなよ。私立だけ受ければいいじゃん」
と言いたかったのですが、私立の学費は高額です。私は三男が小さかったので無職でした。
そしてぎん太は、その国立中高一貫校の文化祭に行き
「ここに通いたい」と熱望し、志望校を都立から国立に変更したばかりでした。
中学受験を目指したときは
「都立1校だけ受けて、ダメだったら地元の公立中学」
と決めていました。
都立から国立に変更した理由の半分は、ぎん太の希望。
半分は担任の先生が
「内申を悪くつける」と仰ったからです。
保護者会などで先生は
「中学受験の報告書は業務ではないのに…!」
と何度も仰っていました。相当大変なのだそうです。
都立を「お試し受検」と言われるのが許せないと仰っていました。
(私たちはワンチャン狙いとかではないので、お願いします〜と思いました…)
そんなわけで国立の方が、都立より報告書の影響が少ないだろうと判断しました。
(都立受検の方たちは、本当に怒っていました…)
公立の小学校の教師、同級生たちのことを考え、夫と話し合いました。
「同じような環境でこれからまた3年間も過ごさせるのか」
「また同じような教師がいて、高校受験のとき内申内申と脅されるのは可哀想だ」
始めたときは気楽な「都立一校お試し受検」予定でしたが、いつのまにか「地元の公立には行かせられない」とかなりのプレッシャーを感じていました。
今まで我慢してきたぎん太の努力が実を結び、第一志望校に合格できることを祈る日々でした。
こんな雑誌です