小学校6年生の冬。
学校で、ぎん太には責任がなく、ケガをしました。
腕と、首と、腰です。
「〇〇したら内申を悪くつける」という言葉を夏から繰り返し子供たちに浴びせ、先生は子供たちをコントロールしておられました。
子供も親も強く出られません。
ぎん太のケガに関する事件を揉み消そうとする学校に、病院の先生が抗議してくれたとわかったのは、それからしばらく経ってからのことです。
ぎん太が今でもその医師への感謝を忘れていないということを、先月知りました。
私も今思い出しても嬉しいです。
思い出したら、泣いちゃった。
ぎん太はあのとき頑張ってた。
そして今も頑張っています。
あの時あった嬉しいことも、辛かったことも、今のぎん太と私を作っています。