２０１１年 あの大震災のあった年の１２月に銀職人ＭＡＲＯを名乗り ROCKS RICKSというブランドを立ち上げ ７年という時間が過ぎました
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絶望の人生の中で 私に使命を与えてくれた「天狗」という存在に やっと恩返しできる機会がやってきました
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恩返しとは天狗様に捧げる神器の完成
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その作品の名は「天狗の風槍（かぜやり）」
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７年間 銀守師として 銀のお守りをいくつも創造してきました
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いつか天狗に捧げる作品を創りたいと思い続け デザインを授かる日を待ち続けました
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この作品が完成したとき 今まで感じたことのない感覚があったのを覚えています
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私は銀職人ＭＡＲＯとして 最初のステージが終わったことを感じ取りました
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現在のレベルでは これ以上の銀守は創れない
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私は今いる銀守師という山を下って別の山に登り 己を成長させるため異なる環境の中に身を置き 新たなる感力と想像力を手に入れ 未知の世界観を生み出すことに決めました
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第２ステージの山を登り切ったとき 己の成長と共に 私の魂がこもった作品を身に着けている人々の 更なる幸せを手にすることになるでしょう
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第２の山頂から第１の山を見たとき 己が築き上げてきたものの全体像を客観的に見ることができるのです
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銀職人ＭＡＲＯの哲学「生きる」とは 体の成長は加齢と共に止まるが人間的な成長を望まなくなったとき 物質的には生きているが人間の本質的には死んでいる
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アーティスト 銀職人ＭＡＲＯ
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