もうすぐ女川 | Gin's Bar/アクターズ仙台の公式ブログ

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井伏銀太郎プロデュース「Gin's Bar[ギンズバー]」、Gin's Bar直属の俳優研修機関「アクターズ仙台」の公式ブログ

例年になくアワあわ慌ただしい3月4月である。一ヶ月前は神奈川で、今週土日は女川。このぶんでいくと来月はえながわか…と適当に書いたらホントに恵那川ってのがあった。恵那までが地名で「恵那川上屋(えなかわかみや)」という岐阜県の和菓子屋さん。栗菓子が売りらしい。ホームページ見ると……うまそうではないか!ちょこきんとんぷりんにマロンショコラ、栗山ショコラはこの時期だけのモンブランなのね…いやいや今はその話しじゃないから。

女川の公演会場を下見に行った先月12日、一時間近く待ってありついた海鮮丼…んもうたまりませんでしたわよっ!あの時あの場にいたメンバーは恐らく、本番で来た日には何を食おうか心に決めたに違いない。アスリートさんたちは大事な試合の最中には絶対生ものを食べないというよね。浅田真央ちゃんなんかも、試合後の自分へのご褒美的に満を持してお刺身を食べるらしい。私らだって大事な本番を控えて気をつけなきゃいけないんだけどさぁ……あの誘惑にはあっさり負けるワ。弱っ。

女川駅から続くレンガみち沿いのシーパルピア女川は、いろ~~~んなお店が隣り合ってるところだった。手づくりオーガニック石鹸のお店の近くに蒲鉾屋さんがあったり、服を売るお店もあったり、なにしろ駅に温泉があるってのがスゴいよ。その一画の「女川町まちなか交流館」というのが今回の公演会場である。木をふんだんに使った建物は入った瞬間に香りが良く、きっといい具合に音が響くんだろうなと思わせられる。震災以来「Whiteプロジェクト」として震災を題材にした芝居を上演してきたが、沿岸部の被災地での公演は今回が初めて。どんなふうに受け止めていただけるのか、そうではないのか、まったくわからない。いつもどおりのことをやるしかないってことだ。

なんにしろ新しいお客さまに出会えるのはうれしい。そこから交流が生まれればさらにありがたい。仙台から車で約90分の距離とはいえそれほど頻繁に行き来ができるわけでもないもんね。移動手段が公共交通機関と助手席と徒歩しかない私にとってはなおさら…いかん、手段がしょぼ過ぎる!と、とにかくもうすぐ女川なのだ!待ってろよ~~~海鮮ど~~~~~ん( ̄¬ ̄* )ジュル

西澤