教科書を読んで生きてきた | Gin's Bar/アクターズ仙台の公式ブログ

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井伏銀太郎プロデュース「Gin's Bar[ギンズバー]」、Gin's Bar直属の俳優研修機関「アクターズ仙台」の公式ブログ

おばんです。春木舞です。
「イーハトーヴの雪*組曲」 では朗読で参加します。
 土曜は「注文の多い料理店 序」「雨ニモマケズ」「永訣の朝」の三本。
日曜は「永訣の朝」一本。
に出演予定です。

皆さんご都合がよろしければぜひ土曜日に。土曜日に!いらしてください。
でも日曜は日曜で面白いと思うので両日観にいらしてください。ぜひ。

さて、先日仕事で小5の国語の教科書を開く機会があったのですが、載ってましたね宮沢賢治。
『注文の多い料理店』や『やまなし』、『永訣の朝』あたりは私も教科書で出合った記憶があります。
義務教育で、しかも小学校段階でも取り上げられているくらいなので、日本国民で賢さんの名を知らない奴ぁいないだろう!というくらいの有名人ですね。

 俵万智の「サラダ記念日」も中学校の教科書に載っていますね。どこの教科書会社だったか忘れたので見たことのない方もいらっしゃるのかもしれませんが…。
PINKで乱発されていた「この味がいいね」の元ネタなわけですが、私は数年前にPINKの公演を初めて見た際にクドいまでに繰り返されていた「この味がいいね」があまりに面白くて、PINKがお気に入りの作品になりました。
でも今回のPINKをご覧いただいたお客様から、「元ネタが分からなかった」の言葉をいただきまして、自分の知っている常識が世間の常識ではないのだなと思い知らされました。
 自分が好きなものやとっておきのものが人に通用しないというのはショッキングな出来事です。
でも表現する者としては相手に通じないと意味がない。
…と同時に誰にでも通用する(簡単に理解できる)ような作品なんてのも面白みがないし…と思うと、改めて塩梅が難しいなあと感じます。

教科書に載っているような作品は誰でも心のどこかに残ってるもんだと思っていたんだけどなあ。先生次第なところもあるのかも。
「山月記」とか「枕草子」のような有名な作品から、「とっときのとっかえっこ」とか「サーカスのライオン」とか「アンジェリーナ」といったさりげない名作なんかも教科書で出合わせてもらってるので教科書って偉大だなって思っている私です。
まあ教科書にこだわらずいろんな本を読めばいいのでしょうが、興味のなかった分野にも触れるきっかけになるのって、半ば強制的に読む機会が与えられる「学校」の「教科書」だったんですよね私にとって。

閑話休題。

今回の「イーハトーヴの雪*組曲」は、宮沢賢治を好きな人ほど面白い!
…かもしれないし、好き過ぎると逆に納得いかなくなるかもしれないし…
でもほとんど宮沢賢治を知らない人からすると、どうだろう?面白さは伝わるかな?伝わるといいな?
伝わるかどうかは役者の想いと力次第だな。
そんなことを思いつつ、仙台公演へのラストスパートをかけているところです。
奥歯を噛み締め加速装置をONにして突っ走りたいと思います。(噛んでもONにはならないような気がする)

そんなわけで、今日は仕事で石ノ森萬画館に行ってきた舞でした!
大好きな響鬼のマスクもあったり、初代のバイクにまたがれるコーナーがあったりととても楽しかったので今度はプライベートでも行きたいです!