駆け込み訴え、観られませんでした。
いえ、モニター越しにちょっとだけ観ました。
稽古は少しばかり覗いていたので大筋は分かります。けど、やっぱり本番仕立てで観たい。ので、次の機会にはお邪魔したいと思います。
何はともあれ、お疲れ様でした!
今回は舞台については語れないので、演目についてでもお話しましょうか。
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太宰治って、アレですよね。
根暗でひねくれてるキャラクターを書いてる印象が強いですよね。
本人がそうだからという説が有力ですが、ユダを批判する眼差しも持っているんだなぁというのは、小鳥が煩く鳴いているので判ります。でも弁解せずに突っ走るのは流石。潔くて、カッコイイ。
そしてやはり特筆すべきは、ユダの人物像の解釈でしょうか。そっちか! と、初めて読んだ時には驚きました。聖書ではただの悪人なのに……これって、仕事人間の夫に対する妻の愚痴ですか、みたいな。
私ほどあなたを愛している人はいないのに、家事も育児もこんなに頑張っているのに、あなたは仕事のことばかり。感謝の言葉もなく、浮気までして。もう我慢の限界、あなたなんかいらない! とブチ切れて離婚届を叩き付ける主婦の姿が脳裏に浮かびました。あれっ、私だけ?
キリストもユダ好きですよね。自分を殺させるなんて大役を任せるなんて。なんだ、両思いじゃん! って思ったのも、私だけ?
……じゃ、無 いよね。たぶん。
みちる