日本で最初のお財布というのは、
鎌倉時代の頃らしいのですが、
お札ではなくて、お金を入れる袋だったみたいです。
貨幣はその頃から流通していた様なのですが、
自国でのお金の製造はしておらず、中国の文銭を輸入して使っていたそうです。
お金を輸入するって、意味がよくわかりませんが。
何れにしても小銭が主流なので、財布というよりは巾着だったということです。
巾着となると、小銭以外にも薬や煙草、砂金や印鑑などと入れて、
腰に吊します。組みひもで縛って根付けをつけて帯に下げて使っていました。
あとは早道とか燕口という財布の様なものがありましたが、結局基本は巾着ということです
ね。
大名財布や大夫財布というものが豪華なものとしてはありました。
印伝や金唐革、更紗などを使って、金具なども使われていました。
火薬を入れたり印鑑や、お守りなんかもいいですね。
幕末の頃は女性用のお守り入れや、におい袋も巾着でした。
結論が出ないんで、ここまでにします。