ビジネスをしていると、必ずぶつかる壁があります。
・ライバルが多く、価格競争に巻き込まれる
・初回割引だけ売れて終わる
・本命商品ほど反応が鈍い
・フォロワーは増えるのにマネタイズに繋がらない
そして、心のどこかでこう思ってしまう。
「なんで私は選ばれないんだろう?」
実はこの原因、とてもシンプルです。
それは――
無意識に“量販店の価値観”で値段を考えていること。
■ 量販店の価値観では勝てない
私たちは日常の中で、
・安さが正義
・比較されても勝てる
・薄利多売
・商品と価格がすべて
という世界に囲まれています。
しかし中小・専門家・個人事業は、この土俵では絶対に勝てません。
この思考に染まるほど、本命商品は売れなくなります。
■ 稲盛和夫の「利他の哲学」
京セラ創業者・稲盛和夫はこう語りました。
「利他の心こそ、すべての繁栄の源泉である。」
ここで言う利他とは、単なる“やさしさ”ではありません。
・相手の未来に責任を持つ
・相手の安心を基準に判断する
・相手の幸せを軸に行動する
売れる人は「売ろう」としません。
相手の未来を真剣に考えた結果として、
“本命商品”が選ばれるのです。
■ 「いい人」なのに売れない理由
世の中には、
・いい人なのに選ばれない人
・いい人だからこそ選ばれる人
がいます。
違いは“矢印の向き”。
❌ 自分向きのいい人
・嫌われたくない
・波風を立てたくない
・相手に合わせすぎる
・断れない
一見やさしいですが、実は自分を守る行動。
その結果、お試しだけ売れて本命に進みません。
◎ 相手向きのいい人
・不安に先回りする
・必要なことは誠実に伝える
・約束を守る
・未来に責任を持つ
これが稲盛哲学の「利他」。
だからこそ、本命商品で選ばれるのです。
■ 売れない人の“順番”
多くの人がやってしまうのがこれ。
① 安い商品で集客
② 本命商品へ繋げたい
③ 選ばれない
④ 値下げ
⑤ 疲弊
これはすべて「自利ベース」。
売り手の都合から組み立てている限り、本命商品は売れません。
■ 本命商品が売れる順番
利他ベースは逆です。
① 相手の未来を深く理解する
② その未来を最短で叶えるのが本命商品
③ 価値を相手目線で言語化
④ 集客商品は“入口”にする
この順番に変えるだけで、売り込み感は消えます。
信頼が先に生まれるからです。
■ 値段は「下から積み上げない」
多くの人はこうやって値段を決めます。
・この作業は1時間
・相場はこのくらい
・高いと言われたくない
これでは必ず“遠慮”が入ります。
だからこそ、まず考えるべきは逆。
「もし一人の人生に、全力で伴走するとしたら――それはいくらの価値か?」
1日8時間 × 20日 × 半年。
あなたの全力を数字にしてみる。
これが“本来の価値”です。
これは強気でも傲慢でもありません。
価値を過小評価した瞬間、
相手の未来に責任を持てなくなるからです。
■ 価格は「上から調整する」
価格は、
下から積み上げるのではなく、
上から相手に合わせて丁寧に下げる。
これは値下げではありません。
責任と配慮のバランスを設計すること。
・全力で向き合うなら本来いくらか
・相手にとって現実的にいくらか
この二つのバランスで決まる。
これが利他的な値決めの本質です。
■ 本命商品は“あなたの人生の結晶”
なぜ始めたのか
誰の未来を変えたいのか
何を約束できるのか
この原点に戻った瞬間、本命商品は
「売るもの」から
「選ばれるもの」へ変わります。
■ まとめ
本命商品が売れないのは、テクニック不足ではありません。
・量販店の価値観に引っ張られている
・自利の順番で動いている
稲盛和夫の言葉はシンプルです。
「利他で動けば、結果は自然とついてくる。」
利他とは、やさしさではなく“覚悟”。
相手の未来に責任を持つという決意です。
この覚悟がある人だけが、
本命商品で選ばれます。
■ 学びを実践に変えたい方へ
利他の哲学を、日々の行動に落とし込む。
それができたとき、商売は静かに変わります。
感じたことを言葉にする力を磨きたい方
→ 出会って90秒で好印象『相手の懐に潜り込む』コミュニケーション術
地域に愛される商売をチラシで実現したい方
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少ないフォロワーでも誠実にマネタイズしたい方
→ インスタグラム 少ないフォロワーでもマネタイズする方法
利他の心で学び、
利他の心で行動し、
利他の心で提供する。
その積み重ねが、あなたの“信頼の根っこ”を育てていきます。