家庭での関わりの大切さ
親の会のAさんお話です。
Aさんは、お仕事で作業療法士のリハビリの助手をしてみえます。そしてそのリハビリにAさん自身のお母さんも通っています。
しかしこのコロナ禍で、お母さんがリハビリに行けなくなり、Aさんも仕事を休まないといけなくなってしまいました。そこでAさんはその休みを利用して、仕事の時の見様見真似で、お母さんに毎日リハビリをしたんです。すると、車椅子を使っていたお母さんはなんと杖歩行ができるようにまでなったのです。週数回のプロのリハビリに通っていた時よりも、例え専門家でなくても、家庭で毎日リハビリをしていたほうが、明らかな効果がみられたのです。
Aさんの努力に本当に頭が下がります。
以下は、REONカウンセリングの仁藤先生のホームページからの引用です。
「REONでは、家庭における対応の支援(コンサルテーション)を重視しています。理由は、お子さんと長く過ごせて影響を強く与えられるのは通常はご両親だからです。毎週1時間、有効な訓練を受けることができたとしても、週168時間(24時間×7日)のうちたったの1時間です。それよりも週168時間の中の多くの時間で有効な対応ができれば、お子さんの発達・成長が劇的に変わります」
Aさんのお話は、まさにこの仁藤先生のお話の内容を証明しているものだと思います。
仁藤先生のカウンセリングに限らず、どんな支援にしても同じです。カウンセリングや療育の場で、たとえ専門家によい指導を週に1時間受けたとしても、それが毎日家庭や学校で実行されなければ効果を得ることはとても難しいのではないかと、私も経験上考えます。
これは、私はとても「前向きな考え方」だと捉えています。場面緘黙はなかなかその良い専門家に出会うことは難しいです。でも、良い専門家にたとえなかなか出会えなくても、私達に子供を大きく改善させる事ができる可能性が十分にあるということです!!!家庭での日々の関わりがとても重要だということです。
それには、私達が場面緘黙について「学ぶこと」「知ること」がとても大切になってきます。そして学校への働きかけとその方法やコツを学ぶことも大切です。
今回、Aさんの経験によるお話を聞き、改めて家庭での関わりの大切さ、そして「親(日々関わる家族)の力の偉大さ」に気が付かせてもらいました。素敵なお話をくださったAさんに感謝します。
家庭での関わりなどに関する学びのための勉強会を、この親の会でも今後また少しずつ進めていけたらと考えています。