担任の先生の取り組みがすごい!!! | 元岐阜場面緘黙症親の会代表☆場面緘黙、不登校、LD

元岐阜場面緘黙症親の会代表☆場面緘黙、不登校、LD

三姉妹の母です。
小学校入学直後から4年まで続いた不登校、登校拒否を克服、高校でパワー全開、成人した今は夢に向かって爆進中!
活動してきた場面緘黙親の会は閉じましたが、今もマイペースに動いてます。
日々の気付きを大切にしていくためにブログに綴っています(^ー^)



ちょっと支援についての
細かい話になりますが
お付き合いいただけると嬉しいですニコニコ

学校との協力と
支援のヒントになりますように…キラキラ






昨日はWISC-Ⅳの結果をふまえての
談会をしました

まずは結果を説明


その後学校の様子を聞きました

右下矢印右下矢印右下矢印

最近は算数の時間なども
声に出して先生の質問に答えているそうで
中学の授業の波にも乗れるよう
少し厳しく接する事もあるそう



立って発表させて
分からなかったら立たせたまま
次の子を当てる

分かったら手を挙げて
発表して座る




ちょっと厳しくも思えますが
中学ではそういうペースでいく
授業もあるので
クラス全体が慣れていくように
厳しいやり方もしているとのことでした




そんなやり方に娘が付いて行ってるのが
とても意外です


時には厳しく、時には面白く

先生はそういった厳しさの
微妙なさじ加減を
とても良く考えて接してくれているようです




担任の先生のして下さっている
支援に感服です

以前ブログで紹介しましたが


クリックで見られます


話すことにこだわらず、まずは
いろんな活動に参加できるようにして
自信をつけさせる

それが話すことにつながる




そのために学校での
様々な活動を細かく書き出し
それがどれだけできるようになったかを
毎月チェックして成長の経過が
分かるようにした表があるのですが
(心理士さんの提案でスタート)




カウンセリングで提案されたこの表を
担任の先生はとても素晴らしい方法で
活用してくださっていましたおねがい


下矢印下矢印下矢印

この表を元に先生はアンケートを作成
クラスの子全員に行ったそうです(11月)


例えば…

・体育の時間みんなといっしょに活動できる
・理科の授業で実験に参加できる
・朝の会のスピーチができる
・給食を自分の分食べることができる
・休み時間にみんなと遊べる
・挙手ができる
・集団登校ができる
・先生と話せる
・仲間と話せる
・急がなくてはいけない時急いで行動できる


こういった28項目をそれぞれ


自分の意志でほぼできる→2点
・誰かに言われたり助けてもらってできる
1点
・ほとんどできない→0点



と点数化したアンケートを実施したところ

合計の平均が49.6点/56点だったそうです




そして先生から見て客観的に点数付けした
娘の数値をグラフにしたのが下の写真です







4月は登校しながらも体が固まってしまい
見学が多かったのですがあせる
大きく成長した今ではほとんどのことが
みんなと同じようにできるようになった
ことが、このグラフからわかります!!


平均に近づくにつれ
娘の自信もついてきて
集団行動に馴染めてきていると推測されます


娘の成長を目で明確に確認でき
とても嬉しく思いました


同時に先生が
支援の仕方を親身に
考えてくださっていることに
先生の努力にとても感動しました



平均までの足りない部分は
やはり、発表や意思表示
コミュニケーションの部分です

今後の娘にとって一番必要なのは
SSTソーシャルスキルトレーニング】
であるという事です


そして今回の懇談会で先生と私の考えが
同じ方向を向いていることを
嬉しく思いました


娘を「自立」できるようにすること!


この自立とは、
自分で全てのことをできるように
することではなく、困った時に
人に助けを求められる能力を持つ

それが一番重要だと

私も先生も共通の考えを持っていました




先生と親が同じ方向を向いて
娘に関わっていることが
いい方向に向かっている一つの要因
ではないかと感じました







また先生がこんなこともおっしゃいました

今回使用した
学校での活動の項目をアンケートにしたもの




これは、娘だけではなく
学校での生活に不安を抱える
全ての子供に利用できるのではないか
言われました

平均に満たない子たちは
何らかの不安や苦痛を持ちながら
学校生活を送っているはずだ
気付かれたということです

確かにそのとおりですよねびっくり



この項目は見ていただいたらわかるように
誰もが当たり前に出来て当然(と考えられている)ことばかりです。
それができず、密かに苦しんでいる子は
必ずいるはずです


そんな子を見つけることができるだけでなく
「なんとなく馴染めない子」の馴染めない原因を明確にすることが可能かもしれません


娘のためにと作成したチェック表から
このように他の子たちへの支援へと
可能性が広がることは
とても素晴らしいことだと思います







学校

家庭

医療


不登校や何らかの障害をもつ子供の支援には
それぞれの協力がとても重要だと
改めて確認できた懇談会となりました




子どもと関わる全ての環境が
その子の登校のために
より良い学校生活のために
(行けていれば良いというわけではない)

それぞれの立場で
それぞれのやり方で

多方面から
働きかけること

それはとても大きな力になると感じます




今日は、ちょっと語っちゃいましたてへぺろ




最後まで読んでくださった方
本当にありがとうございます照れラブラブ




最後に長女の好きな五郎丸(笑)爆笑あせる