『ユマニチュード』
https://ninchisho-online.com/archives/836/
※インターネットより
今回は真面目に・・・
一言でいうにはなかなか難しい言葉ですが、要するに認知症を発症した方への関わり方。と自分では解釈しています。我があかねでも取り組んでいる技法のひとつです。
(※詳しくは「社会福祉法人あかね」でクリック!)
先日昨年まで医師をされていた利用者様宅へ訪問させていただいた際に
『これ、知ってる?』
『僕は医者は病気ではなく患者さんを診なさい。と言ってる。』
『これが出来ない医者は、僕はヤブイシャと呼んでるんだ。』
と話してくださいました。確かに医療の世界でも検査をして結果を見てお薬を出す事は出来ます。しかしながらそれだけでは病気の改善にはつながらない。福祉の世界にも、そして全ての世界に通じる言葉の一つだと思います。
介護の仕事をさせていただいていると多くの認知症や様々な病気を抱えられた方と接する機会が多くあります。しかし、利用者様を「認知症の方」と捉えてしまっては関係が上手くいかないのです。
確かに診断は“認知症”であるかもしれませんが、その前に一人の永い人生を歩んでこられた大先輩であることは忘れてはいけないと思います。 なかなか個々にじっくりとお話を・・・・という事は難しいですが、しっかりと向き合っていかないことには関係も何も出来ません。
『この人の事を知りたい』
『この人に自分の事を知ってもらいたい』
という気持ちがお互いに思える関係が、ユマニチュードをするためには必要な事かもしれませんね。
社員証にメモをしまっておいて、もう一度頭ではなく行動で気持ちを伝えれるようになりたいな。と思った一日でした。