318日め | おわかれの日々

おわかれの日々

長女の交通事故死、次女のホス狂、実母の認知症、主人の肺がん

記録として。

朝も8時ぐらいまで母はうとうとしていた。

 

暴れていた様子はみじんも感じられなかった。

 

看護師さんにもこんな穏やかなんですね!とびっくりされた。

 

午前中の1時間ほどリハビリをしてもらった。

腹筋や太ももの筋力を使ったり、かかとのないサンダルで

歩く練習もしていた。

けど、基本は車椅子に乗っての移動だった。

 

私がいる分にはおとなしく車椅子に乗るし、ベッドからでていくこともなかった。

ほんとうにベッドにじっとしていた。

 

お昼前に父がきて、一緒にお昼ご飯を食べ、3人で過ごす。

母は入院というても、とくになにか治療をするわけではなく、

安静にしてるのみ。食べるものも規制はない。

 

一度私は家に戻り、旦那の身の回りと自分の身だしなみを整え、

再度病院に戻る際、友人に電話をかけた。

いろいろと相談に乗ってくれていた人に、自宅に帰れないの?と

言われ、そういう選択肢もあるのか!と考え始めた。

 

私の友人の一人に訪問看護師がいる。その友人にも電話し、

母の状態を伝え、今後のことを相談した。

 

担当医と話しはしなければならないが、

このまま認知症の病院に転院し、認知症が進んで廃人みたいになってしまったら、

かかとが治ったとしても今後私たちが介護しきれない。

それなら、自宅に帰り、かかとは完全に治らなくてもいいから通院で対応できないか、

それに自宅なら安静もできるんじゃないか、と。認知症が進む方が怖い。

 

友人は 私がしたいことのフォローはするから、担当医と話してみたら?と後押ししてくれた。

 

 

病院に戻ると、母はご機嫌だった。

私がいない間、病棟の事務員さんに声をかけられ屋上に上がり、

植栽をさせてもらったりと父と二人で屋上でのんびりしていたそう。

 

夕ご飯を食べるおわると、母はベッドに横になりそのまま寝付いた。

 

この日も何度かトイレには起きるものの、すぐ寝付いて暴れる様子はみじんもなかった。