がん治療をしている患者さん

大病院で、積極的な治療をしている間は良いけれど

治療も終盤に差し掛かると

意外とあっさりと、「地元の病院へ・・」「緩和病院へ・・」 と

 

当院に来られている患者さんは
この段階の方が多く、

でも、まだまだ自宅から通院可能で

日常生活も問題なく過ごしている・・
待合室で待っている姿からは、どの人が「がん患者さん」で
どの人が「一般の患者さん」又は「付き添いの家族」かわからない・・

 

そうはいっても、地元のかかりつけはあったほうが良いし
早期に緩和につながることは悪いことでは無い・・

 

ただ、地元ゆえ、評判やら、室料やら・・
案外ハードルは高いものです

そんな中
  「たまたまネットで探していたら、良さそうな病院がありました
  なんでも相談できる・・と書いてあるので
  近くだし、行って話聞いて来ようと思います」 という声が出ました

 

よく知っている地域ですが

その病院名を聞くのは、私も初めてでした


ネットでよく見てみると、確かに地域のことを考えてくれて

訪問診療もしていて、訪問看護ステーションも持っていて

確かに良さそう

ホームページのあちこちから、優しさが伝わります・・

 

  「行って来たら、報告します!!」

ということで、報告を待つと・・

 

 

  「行ってきました~~、最初の担当者から、訪問診療も行っている
  担当者に繋いでくれ、そうしたら、話が早い早い・・

  訪問も担当している医師の初診を調整してくれて・・

  なんか、バタバタと地元の安心病院に繋がった感あります!!

  また行ったら報告します(^^♪」

 

その後、初診受診してきたAさん

  「行ってきました

  Webの写真より良かったです
  書いてないけど、緩和もやっていた先生で

  なんか、こんなところに隠れてましたねって感じです・・

  これで安心です・・」

 

 

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結構皆さん、地元の総合病院を馬鹿にします

 ・昔老人病院で、行くとみんな死ぬっていう病院なんです

 ・今はきれいになったけど、昔は汚くて・・

 ・代替わりして行けなくなった・・

 ・近すぎて誰に会うかわからないので行かない  などなど・・

 

 

でも本当は、自宅近くの総合病院が一番便利なんです

 

Aさんは見つけちゃいました♪