「この世」 と 「あの世」 を分ける境目にあるとされる 「三途の川」
お迎えが来たのに渡りそこなったの・・と笑う患者さんがいました
川の向こうに母が居て、「お母さん・・」と手を伸ばしたのに
あと少しと言うところで、手を払われた
どうして手を繋いでくれないの・・と目が覚めた
目を開けたら、夫や娘、息子、孫・・みんなが居て
みんなの目と合った
目が覚めて良かった・・と皆が喜んでいる
何がなんだかわからなかったけど、危ない状態だった・・と後で聞いた
あの時に母と手を繋いでいたら、私はもうこの世に居なかったと思います
母が怖い顔をして、私の手を払いのけるような仕草をしたんです
まだこっち側に来るな・・とでもいうようなそぶり
「母に生かされました」 と
また、ある家族との会話で
危篤状態を救った孫の話がでました
医師から危篤を告げられた母(祖母)
会話も出来ず、呼吸の音で生きていることが確認できる状態・・
あと数日か・・と覚悟を決めた息子
ある夜、息子の子(孫)が夢を見た
箱の中に骸骨が横たわっている・・
その骸骨が起き上がって、自分に向かって襲いかかってきた
怖くなってあっちに行け~~って蹴ったら道の向こうに居なくなった
そうしたら、ピンクの着物をきた優しい顔の人がふわっ~とこっちに来た
次の朝、祖母は眼を覚めて会話が出来るようになっていた
そしてホットケーキを美味しそうに食べた
「危篤」から復活したのは
孫が夢の中で骸骨を蹴って道向こうに追いやってくれたお陰だろう・・ と
世の中には、科学では証明できないことが起こります
でも、結果が良ければそれで良し・・です