先日、関係者から「がん患者さんが歌う第九」 のコンサートチケットをいただきました
「患者さんやご家族で興味のある方が居ましたら・・」 という意向でしたので
Aさん夫婦にお渡ししました
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<コンサート内容>
<コンサートの趣旨↓ (合唱団募集要項より抜粋)>
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コンサート後に、メールが届きました
昨晩、第九を聴いて参りました。素晴らしい演奏でした。
座席は、オーケストラ・合唱団を見渡すことができる最上席でした。
音楽は全くの素人で、クラシックコンサートを聴いたのは初めてです。
しかし管弦楽の演奏は見事で、テレビで聴く演奏とは異なり、ライブ特有の迫力が
伝わってきました。
合唱団もアマチュアの域を超えていました。
総勢200名の合唱団は患者さんの他、患者さん御家族、医療関係者と伺いましたが
現在も進行癌と闘っている患者さんは少なくないはずです。
お1人、立ち続けられないメンバーは、座ったまま歌っていました。
癌を患ったからこそ、今という貴重な時間を生きている喜びを表現した歌声でした。
目を瞑り、家内が○年前に再発したことを思い出しながら合唱を聴いていました。
癌と関わることがなければ、耳に届かなかった魂の叫びに胸が熱くなりました。
患者さん1人1人の治療が効を奏し、第九を歌える機会が1回でも多く訪れるよう
祈らずにはいられません。
お陰様で素晴らしい一夜を楽しく過ごすことができました。
心より御礼申し上げます。有難うございました。
自分たちと同じがん患者さんが、いろんな思い(想い)で舞台上に立っている・・
メールからの熱い想い
強い想い
そして優しいまなざし・・
胸いっぱいになった岡田でした