銀座並木通りクリニック 三好先生
母Kが○月△日に○○病院にて他界しました。
早速お知らせすべきところ、ご報告が遅れ失礼いたしました。
病院にて最後にPET検査をしたところ、肝臓の大部分に悪化が見られましたが
手の麻痺も無視できず放射線線治療を行うことになりました。
しかしながら、加療中に高熱をだしてしまいそのまま逝ってしまいました。
複数の病院にて出来ることは無いと言われる中
少しでも抑える治療を行っていただき心より感謝しています。
「試してみよう」と言っていただけた時は、涙が出る思いでした。
銀座へ通いだしてから悪化はありましたが治療の翌日は明らかに元気に見えました。
最後の通院の時は呂律がおかしかったりしましたが
その翌日でさえ軽快し元気にしておりました。
標準治療が終わり死を受け入れる事だけが正しいという、現在のマニュアルには
今後も賛同出来ないと思います。
○月に緩和宣言され、その後の体調は良いとは言えませんでしたが、
わずかでも延命出来たおかげで濃厚な時間を過ごすことができました。
三好先生がいらっしゃらなければ早々に絶望のまま死んでしまったと思います。
貴重な時間を提供いただき、本当にありがとうございました。
世間では標準外の治療について、いろいろと物議を醸すことが多いかと思いますが
白黒だけで命は諦められません。
先生の活動を今後も応援しております。
色々とご配慮いただき、本当にありがとうございました。
Kの娘 ○○
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Kさんの娘さんからの手紙です
Kさんの通院には必ず夫か娘が付き添っていました
車いすになり、1人での通院が難しかったという物理的な事もありますが
それよりも
母との時間を濃厚に、1分1秒でも一緒に居たい・・という強い想いが伝わっていました
濃厚な時間のために、娘は仕事を在宅にシフトしました
自宅内では父と娘それぞれの役目があり、自然と役割分担出来ていた・・と聞きます
余命宣言が、家族の結束を強固にしました
「逝ってしまいました」 という手紙でしたが
自分たちの生き方を・自分たちで決めて・それをやりきった
⇒ その結果・・・
⇒ だから仕方が無い・・
という、納得のような手紙でした
あらゆる手段で情報を入手できる時代になっています
生き方も多様化しています
それなのに、がん患者さんの多くは「標準治療」の枠に縛られます
枠内で収まり切れなくなり、枠の外を見たいと思ったのなら、
行動に起こしても良いのではないでしょうか
セカンドオピニオンなどで、意見を聞く権利があります
その上で、なにを選択するかを考えれば良いのです
Kさんと家族の生き方から、メッセージをいただきました
自分に正直に生きていますか?
後悔しない人生を送ってくださいね
時間は待ってくれませんよ・・
Kさんのご冥福をお祈り致します
そして、メッセージをありがとうございました