抗がん剤の治療中のAさんが
口をとがらせて私に話します
「聞いて下さいよ
障害年金の申請書類出したら2回も戻ってきたんです
1回ならまだしも 2回ですよ
最初にだしてから○ヶ月も経つのに
まだ申請結果出ないんです
あり得ないでしょう」
不備のために書類が戻ってくることはあるでしょう
こことここが不備ですと、付箋がついてたり
鉛筆で○がついていたり・・
1回のやり取りで書類が完成するように
書類全体の不備を指摘するでしょう
指摘された不備を埋めて再提出したあとに
再度他の不備が見つかったから、もう一度戻します・・というのは
役所の点検が甘かったとしか言いようがありません
そうで無くても申請してから認定が降りるまで数カ月もかかるという障害年金
書類の行った来ただけではや数カ月
さすがに、患者さんも再再提出の書類を作製し
「早くしてください」と願う手紙を入れ投函したと
本来年金事務所にクレーム言いたいけど
電話がつながらないし・・
ホントいつ電話してもお話し中なんですよ
こっちも体力ないし、咳き込んで苦しいし
日常生活に支障が出てるから申請してるのに
早く申請が通って、年金が出ないと
金銭的にも大変なんです
患者さんが咳き込みながら私に訴えます
役所の方は、書類の向こうの患者さんを想像することは
出来ないのでしょうか
本件は年金事務所の怠慢と言われても仕方ないと思います
わかってますか?
がん患者さんからの申請ですよ
辛いんですよ
しんどいんですよ
書類を見るのではなく
その書類を申請した「人」を見てください
Aさんに代わって、年金事務所に物申します