以前から悩みの種であるのは
「地元病院との連携」です
当院のがん患者さんの多くは
「あとは緩和」 や 「標準治療やらないなら緩和」 と
言われている方々が多いです
と言うことは、地元の連携病院としては
「緩和」というキーワードの病院になります
ところが、この「緩和」という言葉の認識が
病院によって異なります
ホスピス入院がしたくなったら入院させてあげます
その時期がきたら連絡ください
治療中の方は申込みできません
3か月待ちなので、間に合わない方は申し込まないでください
という、最後の看取りの場所の提供のみを行う
ホスピス型の緩和
がんと診断されたときから並行して「緩和」がスタートします
精神的なサポートから、本当の最期まで含めてサポートします
すぐに入院が必要ない時は定期的に緩和外来で
体調を診せてください
経過の中で入院が必要になったら入院しましょう
貴方の生き方をサポートします、安心してください
という、治療の最中から寄り添う
サポート型の緩和
大きくはこの2つ分類できます
先日当院の治療を開始した患者さんが
地元の緩和ケア病院に相談に行き
「これで安心して治療に専念できます」と言って戻られました
数日後に、その病院から報告書が届きました
先生からご紹介いただきました患者さまは○月○日
当緩和ケア外来を受診されました
今後は当院外来で経過観察し、症状悪化時、緊急時には
確実に対応いたします
次回外来は□月□日を予定しております
患者様、ご家族様にも緊急時には当院にて対応可能と
説明させて頂きました
今後ともどうぞよろしくお願いいたします
嬉しい報告書です
サポート型の病院です
実はこの病院、以前、遺族の方から情報提供をいただいていた
病院の1つでした
http://ameblo.jp/ginnami2/entry-12117919607.html
巡り巡って、ようやくご縁が出来た病院となります
今後も、見守り型の病院と連携させていただき
患者さんが安心して治療できる環境を強化したいと思っています
地元の見守り型病院をご存知の方
是非情報提供ください