外来のみでがん治療を行っている当院
調子が悪くなり通院できなくなると
患者さんはどうなるのか・・
大きくは2つです
地元の病院に入院し医療を受ける
自宅に医師や看護師に来てもらい医療を受ける
今、調子が悪くなり一時的に地元病院に入院している
患者さんがいます
呼吸が苦しくなり、まずい死にそうということで緊急受診すると
肺炎 即入院
となりました
患者さん自身から入院の報告があり、
まさに今も闘っていると思います・・
「また、報告の電話を入れますね」といった患者さん
報告の電話を待っています
スタッフ皆で待っています
銀座で待っています
見守っています・・
そして、こちらも呼吸が苦しくなり・・という連絡を受け
三好Drが 「地元病院に一時入院しますか?」 と話をすると
入院したら退院出来なくなりそうだから
出来るだけ家に居たいです と
こちらは緊急に在宅酸素の機械を導入し
酸素を使いながら自宅で過ごしている
在宅の先生もまだ入れたくないというので
報告の電話を密に入れてもらい体調を確認している
それでも、実際の体調を眼で診て確認してるわけではないので
当方として、とっても不安
患者さんから良く言われるのが
「最後までずっと診てもらいたい」 という言葉
それには、訪問診療を行い、入院施設も持つ
そうすれば治療から、最期までを一貫して診ることが可能になる
確かに理想・・
関わってあげたいと思う・・
ただ現実的には難しい・・
調子が悪くなった患者さんから報告を受けるたびに
はがゆくなります
遠くから見守ることしかできないからです・・