ある患者(Sさん)のケアマネージャーさんから電話がありました


 Sさんが昨日そちらに治療に行ったと思うのですが・・

 その時に、「自宅に大島先生に入ってもらうように」と言われたと

 大島先生はどちらの先生なんでしょうか?


顔!? 前日の診察に立ち会っていた私

大島先生の話は出ていないし

いったい大島先生って誰はてなマーク

私もわからない・・


昨日の診療内容を私なりに思い出してみる・・


Sさんは70代の女性、夫と2人暮らし

当院では脳外の丸山Drが診ている

介護保険で在宅リハビリを導入している

歩行が難しくなり足に補助具をつけていた

杖も使っていた

リハビリは入っているが在宅医や訪問看護は入っていない

病状は進行してる


キーマンはSさんの夫

2人暮らしで、家事一切を夫が行っている

夫も痩せてきている

疲れた顔をしている

いっぱいいっぱいのように見受けられる

      矢印


それらより、丸山Drが

 転倒したら大変なので外出は車いすを使用するよう勧めた

 在宅環境が不十分だと指摘した

 自宅での安心のために訪問医を早急に入れるべきと話した


Sさんや夫がわかりやすいように

 訪問医は自宅に往診してくれる先生

 具合が悪く病院に行けなくても、自宅に来てもらえるから安心

と補足説明をしていた


本来は「在宅の先生」であるが、あえて「往診の先生」と話していた


夫は

 「わかりました、すぐにケアマネさんに相談します」と話していた



そして、ケアマネさんから電話があったのは翌日

 夫が早急にケアマネさんに連絡を入れた

 「大島先生を入れるように言われた」と相談した



sei 

往診の先生⇒おおしんの先生⇒おおしま先生⇒大島先生ぴかっ!ぴかっ!


いっぱいいっぱいの夫が、聞き間違えたんだと思います

往診の先生、つまり

在宅の先生を入れたいとケアマネさんに相談してね」という意味です



電話の向こうでケアマネさんが

 わかりました、そういうことですね

 突然、「大島先生」という指定だったので

 誰のことかと思って電話させていただきました

 だしかにご主人いっぱいいっぱいなので

 そのあたりも含めて、フォローしますね  と



自宅に在宅の先生や、訪問看護師が入ると

本人はもちろん、家族が楽になります

家族の「責任」が軽減するからです



Sさんのところはうまく導入できたかしら

次回来院のとき、夫の顔が変わってるかしら


ケアマネさんよろしくお願いしますよろしく