がんの手術をされ、当院で低用量抗がん剤治療をはじめた
患者さんがいます
卵巣癌の女性です
良性腫瘍の手術のはずが、ふたを開けたら悪性
がん ガン
癌
インターネットで、「卵巣がん」とキーワードをいれ
さまざまな情報を入手しました
どんどん調べていくうちに患者さんのブログに行きつき
読み進むと、その方が亡くなっていたり
読めば読むほど恐くなり、辛くなり、悲しくなり・・
当院に来院された時彼女は、辛く悲しい顔をしていました
それから数カ月がたった今は、落ち着いた顔に変わっています
先日、久々にお話ししました
数か月前はホントひどかったです・・
ま、今は1日1日を大事に
前より健康的に生活しています
患者を経験したことで、自分の気持ちの変化などを
ブログとかで発信しようか・・とも思ったんですが
私が発信することで、当時の私みたいに
落ち込んじゃう患者さんが出ると罪だな~~って
思うので止めました
何年後かには、前にやっていた仕事が出来るといいなって
思っています、ケアマネだったんです
でも、今思うと、全然出来てなくて・・
寄り添ってなかったです
話聞きながら、サービスを押し売りしてたかもしれません
これを入れるといいのにと、決めつけるような考えだったと思います
実際自分が患者になって、つくずくそう思うようになりました
反省です・・・
がんになり、患者さんの気持ち、弱者の気持ちが
はじめてわかったという彼女
経験者ならではの視点はとても大事です
まだまだ若い彼女が、近い将来、
寄り添い型の素敵なケアマネに復帰することを
応援したいと思います