先日、患者さんの追悼ライブに出かけてきました


病気になる数年前は、シンガーソングライターとして

活躍されていた方です


多くの友人たちが集まり、偲び、奏で、歌い

思い出を共有していました


彼女は亡くなってしまったけれど

彼女が作った曲は、仲間たちに受け継がれ

ファンの方に愛され続け

その存在は消えることはないんだ・・と

実感させられました



私たちが患者さんに会うのは

病気になってからであり

どうしても病気中心の会話になります


「音楽を少しやっていたんです」という話は聞いていましたが

CDを何枚も出し、多くの楽曲を制作していたことは

ごめんなさい・・知りませんでした


本当は、病気がらみの話しだけでなく

彼女のアイデンティティである音楽の話を

したかったんじゃないかな・・

話すきっかけをなぜ作れなかったんだろう・・

追悼ライブの間、ずっと自問していました



最後の最後まであきらめず

友人たちに見守られ生き切った彼女に 献杯グラス


http://ameblo.jp/ginnami2/day-20150310.html