3連休明けの本日、通常より来院患者さんが多く
そして電話も多い一日でした
当院は昼休みを設けずに診療を行っている関係で
スタッフは交代制で休憩を取ります
本日のような休み明けの日は
来院患者さんを優先するために
休憩を後回しで診療を行っていきます
いつもよりバタバタとピリピリと日中が過ぎていきます・・
そんな時、1本の電話が入りました
吉田太郎さん<仮名>80代の方からです
銀座クリニックですか?
患者の吉田太郎です
あなたは誰ですか?
えっ? 岡田さん・・んんん~~良くわからないけど
皆さん元気ですか?
わたし、吉田太郎は元気です
先生は元気ですか?
そうですか、先生も皆さんも元気ですか・・
それは良かった
吉田太郎は元気です
先生にそう伝えてください
では
耳の遠い、認知症傾向の患者さんからの一方的な電話でした
当院でがん治療を行っていましたが
半年以上前から経過観察のみとなっています
次の予約は年明けになっている中
本日急に恋しくなってしまったようです
私が大きな声で話をするので
他のスタッフも聞き耳を立てています
電話を切り
「吉田太郎さんから、皆さん元気ですか私は元気ですっていう
電話だったよ」 とスタッフに話をすると
皆笑顔でいっぱいになりました
ピリピリしている空気も、ほんわかした空気に変わりました
吉田太郎さん 電話をありがとうございました