がん治療の患者さんが診察室に入ります
「前回の治療から今日までで何か変化がありますか?」
大抵この言葉から会話が始まります
通院期間が長くなると、双方の会話が「ラフ」になります
体調以外に、食べ物の話や旅行の話、趣味の話など
「なじみの関係」になっている患者さんもたくさんいます
そして、患者さん自身の体調の相談ではなく
「友人ががんになり、今こんな状態で悩んでいる・・
この治療の選択はどうなんだろうか?」 と
友人のがん相談をしている方
はたまた
「知人が動脈瘤で緊急搬送されたけど
評判の悪い病院で・・
転院するとしたらどこが良い?」
そしてなんと
「自宅で飼っている犬が動物病院でCTを撮った
画像を見てもらえませんか?」
「犬か~~~
わかるかどうかわかんないけど見てみるね・・」と三好Dr
当院に通院しているがん患者さん達は
自分のことだけでも大変なはずなのに
周囲に病気の方が出ると放っておけなくなります
知り合いに、なんでも話せるDrが居るのは
とっても良いことだと思います
「医者とハサミは使いよう」
昔、ベテランのがん患者さんがそう話していました
当院の患者さんは上手に活用しています