当院でがん治療していた80代の男性がいます


治療のメリットとデメリットを天秤にかけ

デメリットが上回ったため、この春から治療を中止しました


以降は自宅で、訪問の先生や看護師さんに来ていただき

穏やかな生活を送っていました


当院での治療はしていなくとも

時々家族から報告や相談を受け

以降も見守りを継続しています


数か月前に体調を崩しました

年齢的なこともあり、自宅では無理と判断し

近くの病院に入院しました


その病院は短期での入院しかできないはずが

愛されキャラが功を奏したのか驚・Love

異例の長期入院が許されていました


それでも、さすがに転院しなければいけなくなり

紹介された病院が、20床未満の「有床診療所」と



転院に際し、家族が事前相談に行き

話を聞き、院内ほかを見学させてもらったところ

「とてもよさそうなところなので

もし、この地域で困っている人がいたら・・・」と

当院に電話を下さいました



家族によると

「院長先生はじめ、看護主任、その他のスタッフ皆

患者さんの立場を考えて、現状のシステムを構築して下さり

診療所ならではの柔軟さを持っています

退院後の受け皿もあり、考え方が素晴らしいですいいな

病院自体は古いですけどねウインク



その話を聞き

「ぜひ、一度見学方々ご挨拶に伺います」 となりました




当院の治療中に、三好Drが

「そのエリアは、連携病院がなかなかないんだよね~~」

「良い先生と連携できると安心なんだけどね~~」と話をしていたことを

家族が覚えていて下さり、今回の情報提供となりました



このような、患者さんや家族からの「生の情報」がどれだけ嬉しく

そしてとても有意義に次に繋がるかを私たちは知っています



近々訪問してきますので、後日ブログで報告いたします


患者さんの地元での安心のために 「ネットワーク作り」 強化中です