先日、ある病院の緩和ケア科の先生方と食事会がありました


緩和のS先生とは2度目の会食ビール


最初から本音トーク炸裂




近隣の大学病院などからの紹介が多く

その紹介状の書き方が顔むか



緩和に入所希望と書いてくる

  「入所」ではなく「入院」である

  病院の緩和ケア科なのに、なぜ「入所」という言葉を使うのか

  「施設入所」と混同しているぷんぷん



紹介状の中身がたった3行むっ

緩和ケアをお願いしますとしか書いていない

  申し送りが3行とはどういうことはてなマーク

  その患者さんの背景や、今までの治療歴があるでしょ

  その方の人生が、なぜたった3行怒り

 


S先生は続けて話します

  緩和では私たちが全責任を持ってその方を受けるんだから

  紹介状で情報をきちんと申し送ってほしい・・

  だいたい患者さんに対しても失礼ムカツク



そりゃそうだうんうん

そこに居た皆がうなずいていました




朝早く緩和ケア科に着くと、まず病棟のメダカめだかの世話をして

植物芽サボテンtreeをみて・・と


病棟をまるで自宅であるかのように話します

病棟自体を愛していることが伝わります




そしてその日の日中、入院中の患者さんのお見送りがあったと・・

見送る際は、自前で花束花束を用意する

それが、S先生の気持ちの表現とのこと




熱くて、一生懸命で、とてもやさしい・・


S先生のような緩和の先生が増えたら

患者さんや家族はどれほど救われるだろう・・・



あるべき「理想の緩和」の姿を

改めて考えさせられたひとときでした