先日、緩和ケア病棟をもつ「野村病院」に行ってきました
吉祥寺駅で降り、バスで約10分
井の頭公園を越え、ジブリ美術館を越え・・・
赤レンガ色の建物が見えました
緩和ケア病棟の見学と、部門長である佐野先生への面会が目的です
以前、当院の患者さんの件で
電話で話をしたことはあるものの、対面は初めてでした
三好Drと2人で挨拶をすると
「遠いところよく来てくださいました・・」と
素敵な笑顔で出迎えて下さった佐野先生
すぐさま、緩和ケア病棟を案内して下さいました
広々としたまるい優しいラウンジにはピアノが置いてあり
あちこちにお花がかざってあり
水槽にはメダカが(間違ってたらゴメンナサイ・・)
佐野先生は、まるで自宅を案内するように・・
そして家族を紹介するように
Drや看護師、MSWなどのスタッフも紹介して下さいました
初対面の私たちに実に気さくに、そしてとても熱く
自分たちが目指す「緩和ケア病棟」を語ってくれました
・病院からの直接の転院は原則受けない
↓・一旦自宅に戻り、在宅医や訪問看護との連携で
入院ベットを利用してもらう
・普通は、緩和ケア=ホスピス=最期の時間=看取りだが
野村病院は緩和に入院しても出来るだけ再度自宅で
過ごせるようにすることを目標にしている
・一時的なレスパイト入院もOK
・緩和ケア病棟満床の場合は一般病棟を利用する
・患者さんを今まで診ていた在宅医や訪問看護師が
自由に入院中の様子を見に来れる(オープンシステム?)
・患者さんの情報を地域で共有することで
安心して病院と自宅を行ったり来たり出来る
その内容は、野村病院のホームページや
http://www.nomura.or.jp/hospital/dept/01kanwa.html
野村病院新聞(月に1回発行)25年6.7月号に
書いてあります
「地域とともに最適な緩和ケアの環境を考えたい」
http://www.nomura.or.jp/file/20130607news.pdf
そして嬉しいことに、その後食事をしながら
さらに歓談させていただきました・・
と言うより、飲み会
先生の考えに共感し
「そうですよね」を連呼する三好Dr
楽しい時間はあっという間に過ぎました
三好Drは酔っぱらいながらも
「先生これからもよろしくお願いします
これからは直接先生に電話させてもらってもいいですか?」と
携帯番号を教えてもらい、登録していました
顔の見える連携
佐野先生これからもよろしくお願いいたします