先日、放射線治療でお世話になっている江戸川病院を訪問して
きました
http://www.edogawa.or.jp/centers/cancer/cancer_top.html
江戸川病院放射線科は
・東大病院放射線科の全面的サポートのもと開始され、
同大学准教授中川恵一先生も診療に関わっている
・トモセラピーという「切らずにくり抜くピンポイント放射線治療」が
できる機器を3台も有している
(トモセラピーとは最新鋭の放射線治療であるlMRT
(強度変調放射線治療)を行うために開発された、
CTのような形をした高精度放射線治療装置。
CTと同様、体を輸切りにした画像を撮影できる一方、
強い放射線を発射することもできるため、CTの撮影をした
直後にがんを狙い打つピンポイント放射線治療を行うことが
できる。
・常勤医として東大より放射線科専門医である浜幸寛医師が着任
・平成21年に「東京江戸川がんセンター(トモセラピー)」を開設
・仕事をしながら通院出来るよう、夜間外来をおこなっている
ここには今まで数回、患者さんの放射線治療をお願いしました
患者さん達から
「一度見に行ってください
放射線治療室に向かう廊下から全部がアートで
壁から天井やら、なんていうか本当に芸術で
フロアごとにテーマが決まっていて、赤い壁のフロアもあります
院長の趣味なんですって~~~」
その話を聞いた三好Drは
「んんん???
話を聞いてもよくわかんないから
一度見に行かなくちゃね!!」ということで
今回の見学に至ったわけです
見学と合わせ、お世話になっている浜先生とお話しすることが
出来ました
浜先生のことは患者さんから聞いていましたが
実際お目にかかると
物腰が柔らかく、緩和の先生のような印象がありました
でも、放射線室に案内され、治療の話をしている姿は
クールで果敢に攻める放射線科医そのもの・・
三好Drが標準とホスピス緩和の間でできる治療として
当院で行っている低用量抗がん剤治療の話をすると
浜先生も
いきなり治療終了って言われても、気持ちの面で諦められない
低侵襲の治療だったら・・緩和的に放射線治療が使えること
最後まで戦いたい人に、何か提供してあげたい
大学にいる時は出来なかったけど・・ と
私の心中は
きゃ~~私達と患者さんへの想いが一緒~~嬉しい
三好Drも大きくうなずいて話を聞いていました
そして、うらやましい話として
江戸川病院は病床数が418あり、入院しながら緩和的な治療を行い
院内緩和ケアチームが寄り添い、看取りまで可能 と
「これからも、うちの患者さんをよろしくお願いします」と
三好Drは深々を頭を下げていました
顔の見える連携を大事にし
今後もお世話になっている病院・先生のもとを
訪問していきたいと思います