当院で治療をしている患者さんに声をかけられ
点滴ブースでお話しを聞くことがあります
多くは、患者さん自身の体調のことや
これからの不安・・
そして、意外に多いのが家族のこと
夫が自分の仕事と私の介護、家事でいっぱいいっぱいになってる
とってもありがたいけど
もう少し手を抜いてくれてもいいのに~~
娘がときどき溜息をついている、負担をかけているのがわかる
息抜きに遊びにいってもいいのに~~
夫の自宅での酒量が増えている
ストレスかけてるな~~と思うけど
どうすれば・・
私は社交的だけど、彼は友人が少ない
私が居なくなったらどうなっちゃうんだろう・・
妻がいろいろ品数多く食事を作ってくれるけど
そんなに食べられない・・
ありがたいけど、気持ちが重くなる
どう話せば食事をあまり作らなくなるか?
私のこの状態が長引くと
妻の時間を削ることになる
妻を楽にするために、入院しようと思う
家の中でこんなことが起きてることを
職場の人にも、親族にも言っていないよう
誰にも相談できないし、愚痴を聞いてもらう人もいないはず
夫の愚痴をきいてもらえませんか?
娘がとっても尽くしてくれる
ただ、このところイライラしている
がんばり過ぎてるんだと思う
娘に声をかけてもらえませんか?
上記は、患者さんと家族の 「思い思われ」
そのほかにも色々な 「思い思われ」 が患者さんを取り巻いています
これから先、シリーズで紹介していこうと思います