80代の女性の肺がん患者さんがいます
約5年前から当院に通院しています
肺がんが見つかったけれども、年齢も年齢だから
治療は勧めない・・緩和かな~~ と言われた患者さんです
家族が当院の治療をみつけ、相談に見え、治療を開始し、約5年・・
現在は息子さんと一緒に来院し、2~3週間に1度の治療を継続中
「がん」を診断した地元の病院にも、数か月に1度顔をだし
何かあった場合の入院先として繋がっています
「がん」があっても、共存しています
今は、「がん」の症状は特にありません
今問題となっているのは「認知症」と「老人性うつ」です
自宅でのの生活が難しくなりました
そして今月、「老健」への入所が決まりました
これからは、老健から「がん治療」に通院します とのこと
三好医師が患者さんの家族に話をしました
「がんでは死なないね」
すると家族も
「先生もそう思いますか?
実は先日、最初に診断した地元病院の先生にも
同じこと言われました」
「治療しないほうがいいとか、緩和だとか言っておいて・・
治療したから、今があるんじゃないですかね~~」 と
老健での生活に早く馴染めますように・・
多くの人と関わることで笑顔が増えますように・・
家族もゆっくり休めますように・・
切に願います