夏期休暇を利用して、玉川温泉に行きました。


当院の患者さんの多くが、湯治目的に行かれている温泉です。


噂に聞く天然岩盤浴も見てみたいと思い、新幹線と路線バスを乗り継ぎ、
はるばるやって来ました…



1日目は、玉川温泉の手前の「新玉川温泉」
玉川温泉と同じ源泉を使い、バリアフリーの新しいホテル診察室の外でのはなし・・・-de_07_0096.gif


がんの患者さんが多く来ているんだろうな…と思っていましたが、
お盆休みとあってほとんどが家族連れ…
車椅子車椅子の方を含む家族もチラチラ…


軽登山の格好の方や、ライダーのグループ…
湯治の方はどのくらいいるのかしら?



私の 「玉川温泉」=「湯治」=「がん患者さん」 のイメージは払拭されました



お風呂は、ラジウムを含む強酸性…

以前、患者さんの家族から、
 
「初めて入った時は皮膚が痛くて…
そして悪いところが赤黒く皮膚に出た…」と
聞いていたので、恐る恐る入りました


まず、源泉を50%に薄めたお湯に入りると、確かにヒリヒリする感じあり


次に熱湯(あつゆ)という、お湯の温度を42℃前後に設定した湯に足を入れると
「あつっ診察室の外でのはなし・・・-de_01_0003.gif」 と思わず声が出てしまいました…


すると、中に入っていた方から、
「入っちゃえば大丈夫だから…がんは熱に弱いっていうからね…我慢我慢…」


この方はがん患者さんなんだ…と思いながらも、
それ以上話せないオーラを感じとり「頑張って入りますね!」と会話終了



その後、打たせ湯や気泡浴、蒸気浴、歩行浴を経て、源泉100%の湯へ

確かに痛いショック!ドンッ


さっき虫に刺され掻いたところが、超痛~い

横にいた方に、「しみますね…」と話しかけると

「100%の湯は、だから長く入っちゃ駄目なの、
子供さんも駄目なの…」と教えてくれました…


以前聞いたように、どこか悪いところが赤黒く浮き上がるかしら…と
全身見てみましたが、とりあえずは皮膚変化はなく、ほっニコニコとしました



玉川温泉初心者の私は、裸の付き合いの中でいろいろ教えて貰いました♪


湯治目的の人は、玉川温泉の湯治館を利用して長く安く滞在しているとか、
1日に温泉に3回、岩盤浴に3回、これを宿泊の間繰り返す…などなど



そして、翌2日目に、いよいよ「玉川温泉温泉」に向かいました



<その2>に続く