夏期休暇を利用して、玉川温泉に行きました。
当院の患者さんの多くが、湯治目的に行かれている
です。

噂に聞く天然岩盤浴も見てみたいと思い、新幹線と路線バスを乗り継ぎ、
はるばるやって来ました…
1日目は、玉川温泉の手前の「新玉川温泉」
玉川温泉と同じ源泉を使い、バリアフリーの新しいホテル
。
玉川温泉と同じ源泉を使い、バリアフリーの新しいホテル

がんの患者さんが多く来ているんだろうな…と思っていましたが、
お盆休みとあってほとんどが家族連れ…
車椅子
の方を含む家族もチラチラ…

軽登山の格好の方や、ライダーのグループ…
湯治の方はどのくらいいるのかしら?
私の 「玉川温泉」=「湯治」=「がん患者さん」 のイメージは払拭されました
お風呂は、ラジウムを含む強酸性…
以前、患者さんの家族から、
「初めて入った時は皮膚が痛くて…
そして悪いところが赤黒く皮膚に出た…」と
聞いていたので、恐る恐る入りました
まず、源泉を50%に薄めたお湯に入りると、確かにヒリヒリする感じあり
次に熱湯(あつゆ)という、お湯の温度を42℃前後に設定した湯に足を入れると
「あつっ
」 と思わず声が出てしまいました…

すると、中に入っていた方から、
「入っちゃえば大丈夫だから…がんは熱に弱いっていうからね…我慢我慢…」
この方はがん患者さんなんだ…と思いながらも、
それ以上話せないオーラを感じとり「頑張って入りますね!」と会話終了
その後、打たせ湯や気泡浴、蒸気浴、歩行浴を経て、源泉100%の湯へ
確かに痛い



さっき虫に刺され掻いたところが、超痛~い
横にいた方に、「しみますね…」と話しかけると
「100%の湯は、だから長く入っちゃ駄目なの、
子供さんも駄目なの…」と教えてくれました…
以前聞いたように、どこか悪いところが赤黒く浮き上がるかしら…と
全身見てみましたが、とりあえずは皮膚変化はなく、ほっ
としました

玉川温泉初心者の私は、裸の付き合いの中でいろいろ教えて貰いました♪
湯治目的の人は、玉川温泉の湯治館を利用して長く安く滞在しているとか、
1日に温泉に3回、岩盤浴に3回、これを宿泊の間繰り返す…などなど
そして、翌2日目に、いよいよ「玉川温泉
」に向かいました

<その2>に続く