本日、国立がん研究センター中央病院ロビーで行われた
「がん患者さんの暮らしが広がるアイデア展2013」というセミナーに
参加してきました
がんセンターのスタッフや
NPO法人、食事・化粧品・スポーツメーカーさんなどが共催、協賛し
☆食べる
☆装う
☆身体を動かす
☆リンパ浮腫
☆やすらぐ
☆排泄
などのコーナーを設けていました
私が1番の目的にしていたセミナーが
「リンパ浮腫のセルフマッサージ指導」です
がんセンターの看護師でリンパドレナージセラピストの講演後
「実際に行いましょう~」と、
セルフマッサージの指導を受けました
ここでは、ポイントのみ掲載します
・すべての手技は流す方向に皮膚だけを動かすことが基本となる
・服の上からではなく直接皮膚に行うことが効果的
・直接皮膚に手の広い面をぴったり密着させ、ずらしたりさすったりしないように
する
・リンパ管は皮膚のすぐ下にある。力をいれず、やさしく行う
・皮膚を動かすために、オイルやパウダーは使用しないようにする
・1秒間に1回のゆっくりしたペースで行う
Ⅰ、肩回し(10回)
両肩を大きくゆっくり後ろへ回す
(腕や足から流れてくるリンパ液を、受け取りやすくするために行う
首のリンパ節やリンパ管へリンパ液を導く)
↓
Ⅱ、腹式呼吸(5回)
おへその上に両手を置いて、ゆっくりと大きく腹式呼吸をする
・息を吸うとき → お腹を膨らます
・息を吐くとき → お腹をへこませる
↓
Ⅲ、足のマッサージ
①むくんでいる足と同じ側の脇の下を、手のひらをぴったり密着させ
ゆっくりと円を書くように皮膚を動かす(10回)
②脇の下から始め、足の付け根まで手のひら一つ分ずつ
手を移動させながら脇の下に向かってゆっくり皮膚だけ動かす
(下から上に力を抜いてゆっくり)
③むくんでいる足のマッサージを行う
・太ももの外側を足の付け根から膝までの間を頭のほうに向かって
ゆっくり皮膚だけを動かす(手のひら全体を使う)
・太ももの上側を外側に向かって皮膚だけを動かす
・太ももの内側を太ももの上側に向かって皮膚だけ動かす
・以下、膝→ふくらはぎ→くるぶし→アキレス腱→足首
足の甲の順で、手のひらを使い上側に向かって皮膚だけ動かす
・最後に足の甲から脇の下まで軽くさすり上げる(3回)
実際マッサージを行う手の力は
「皮膚を持ち上げる程度の軽い力」がポイントと念をおされました
私も、お風呂上りにやってみよう・・足がすっきり見えるかしら??
ひょっとしたらスリム効果があるかも・・と、
自分の効果のためにも(?)一生懸命覚えてきました・・
その後「食べる」コーナーで試食をし(高カロリー飲用・やわらか肉じゃが)
「コスメティックインフォメーション」コーナーでウィッグや帽子のおしゃれな使い方
化粧方法、気持ちの持ちようの話を聞き
敏感性刺激肌のためのスキンケアアドバイスの講演と実技を受け
最後に、「やすらぐ」コーナーで、看護師さんによる
手欲&ハンドマッサージを受け
「病院に通院中」お気持ちに感謝しますというバッチをもらい
帰宅しました
ちなみに、このバッチ10個ほどもらってきましたので
当院の患者さんで 『ほしい』という方は私に声をかけて下さい
バックにつけておくと、電車で席を譲ってもらいやすくなりますね・・
先着10名限定です