・・・今更の感想(笑)
覚書です(;^_^A
今回、急遽予定変更。
「東京家族」を観る気マンマンだったのに、
職場の妻夫木くんファンにも
明日観てくるねぇ~って宣言してたのに
突然、気持ちが動いてしまった
『レ・ミゼラブル』
有名な作品ですが、ちゃんと読んだ事も
ミュージカル等を観た事もなかったんです。
お話しも、なんとなくしかわからないと言うお粗末さ・・・
・・・で、
「ミュージカル映画」…
そのくくりもよく解らなかったけれど
ただただ気になって仕方なかったので。
結果。
観てよかった。
本当に見ごたえのある、素晴らしい作品でした
ミュージカルといっても、別段大げさに動くわけでも
不自然に歌うわけでもなく、
歌うようにセリフが流れていく感じです。
いや・・・もちろんすごくきちんと歌っているんですけど。
その歌声も素晴らしいし、迫力があるんだけど、
でも、感情がすごくすごくこもっていて、
歌いながらここまでの感情表現って出来るんだ・・・
と、ただただ感心、感動。
「歌う」という行為にはまるで気を使っていないように見える。
もちろん、そんなはずはないんだけど。
いやぁ~、うまく伝えられなくてゴメンナサイ
こんな時、翔くん並の文章力があったらなぁ~
まぁ、とにかくセルフを歌っている・・・って感覚はないんです。
自然に・・・ごくごく自然、に歌詞が心に入ってきます。
そして、相変わらず、外国の俳優さんには疎いわたくし。
映画を観て、わかったのは
チャーリーとチョコレート工場で
チャーリーのお母さん役をしていた女優さんだけでした
物静かで優しいお母さん役だったけれど、
今回はいじわるなごうつくババア役
でも、憎めないチャーミングさもあって素敵でした。
主役の、ヒュー・ジャックマンやラッセル・クロウは
名前は知ってます・・・
でも、顔は・・・
すみません・・・
この作品、核となるのはラッセル・クロウ演じるジャベール。
彼の想いがなんともピュアで切なくて。
最初はすご~く嫌なヤツなんだけど…(-。-;)
ピュア過ぎるがゆえに、ジャンバンル・ジャンを
執拗に追いかけてしまう。
ジャンバル・ジャンを捕まえ、裁く事が
自分自身の存在を正当化出来る唯一の方法。
だからこそ、その目標を失ってしまった時の苦しみや
自分という存在を根底から覆されてしまった虚しさを、
もう、どうする事も出来なくなってしまった…。
なんとも切なくて、辛いラストでした。
映画を観終わった後も、
ずっとジャベールの気持ちが離れません。
他の役者さんも本当に素晴らしかった。
歌も本当に上手い。
最初は慣れない感覚に疲れそう・・・?って思ったけど、
すぐにスクリーンの中に引き込まれました。
この作品はぜひぜひ映画館で見て欲しいです。
独特の迫力があります。
そして、新鮮な感覚を味わえます。
ただ・・・ただ・・・
最後にひとつだけ・・・
あれ?そういえば、フランス語じゃないな・・・
って思いますけど(笑)