コクリコ坂から。 | Apricot★Beauty

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家族3人で観てきました。


私が耳にしていないだけなのか…はてなマーク

今回はあまり前評判も聞かず、

プロモーションも少なかったような気がします。


なので、具体的にどういう内容なのか

まったくわからない状態で鑑賞してきました映画



宮崎吾郎監督作品、 『コクリコ坂から』



先回の『ゲド戦記』は正直、駄作と感じていますあせる

なので、期待値ゼロで臨みました苦笑


一言でいうと…





好きな作品でした。




主人公の海と俊の青春映画であり、

学生運動や高度成長期の社会経済、

そして、戦争の爪あと。


当時の時代をなぞりながら、

海と俊の真っ直ぐな気持ちが描かれていました。



ジブリ作品なので…ねトトロ

背景や古き良き建築物の描写。

そして、ノスタルジックな音楽は本当に素敵です。



ラストもなんとも気持ちよく終わり、

涙がホロリ汗でした。



大人も学生も一生懸命「生きた」時代。

人々がたくましく、強く、潔く、「生きた」時代。



この時代を「生きた」人達のおかげで、

今の日本があるんだな…なんて感じました。



そして、未曾有の大震災が起きた今。

今の時代を「生きる」私達も

強く、たくましく、「生きる」をまっとうしなくては…。

…なんて思ってしまいました。







岡田くんの声…良かったです。

ハウルの木村くんとは違って、

岡田くんの顔は全然浮かびませんでしたにひひ


風間くんもがんばってました。

冒頭で歌を唄っていたらしいのですが、

それは気が付かなくて……残念しょぼん・・



風ポンはドラマもがんばってますねテレビ

嵐ちゃんの裏なので、毎週録画して観ていますが、

ちょっと心に闇を持っている役…ハマリ役だと思います。

風ポンが画面に出てくるとちょっと怖くなります(・・;)



そして、このドラマ 『それでも、生きてゆく』

大竹しのぶさんの迫力ある芝居はスゴイの一言です。

ドラマでここまでの演技は珍しいんじゃないかなって思うほど

鬼気迫るものを感じます。



娘を殺された母親…。

苦しくて、苦しくて、犯人や家族全てが憎くて、憎くて。

後悔して、後悔して、どんなに涙を流しても心のやり場がない…


それでも、生きなければならない…

生きるしかない…


本当に胸につまるお話です。







戦争、大震災…。

今年の夏は「生きる」ということを

考える夏でした。