先日、堤真一さんと草なぎ剛くんの二人芝居
『K2』を観て来ました。
最近は、お芝居の前にMちゃんとランチが定番
いつも素敵なお店をチョイスしてくれます
今回も嵐にしやがれでAD二宮がたくさん頬張っていた(笑)
『串カツ』をチョイスしてくれたMちゃん
とっても美味しいランチでした
…で、ランチの時に「今回は寝ないでね」…と一言。
そうです、先回のお芝居3列目だったのに寝ちゃって…
完全に堤さんも気づいてるって位置だったのに…
でも、今回はツヨポンのファンの方がたくさん感想を
書いてくださっていて、それらを拝見させていただくと、
皆さん感動して泣いたって書いてあったし、
二人の会話劇で、二人はずっと舞台上にいるらしいって事で、
寝ない自信満々で臨みました……が!…
私もダンナさんも…コクン、コクンと…
今回は6列目のお席でしたけど、
二人は雪山のセットで、舞台上約2メートルくらいの所にいるので、
結構見えると思うんです…
あ…いいわけっぽいですが…、まわりにもお仲間がチラホラ…
なんて言うのかなぁ~…
きっと、演出家の方と合わないんでしょうね
先回のお芝居と同じ千葉哲也さんという方だったんですよ…
セリフがね…好きじゃない
無駄に下ネタが多いし
外国(アメリカ)の戯曲なのでセリフが…なじめない。
草なぎ君が演じるテイラーは短期で怒りっぽい性格で、
始終「くそったれ!!」って言ってるんだけど…。
「くそったれ!!」って普段言わないし、聞かない…。
英語ではきっと「Shit!」なんでしょうけどね…。
この言葉を始終言われてたら、ちょっとイラっとしてしまって…
あとは、登山用語っていうか、山のことがわからないのでね…。
ザイルが一本で、カラビナが7個って言われても、
それが何を意味して、どう役立つのか…、はたまた役に立たないのか
その辺がまったくわからない。
セリフの中に、少し説明を織り込んでいただけたら
少しは助かったんですけどね。
そして、基本的に舞台上2メートルの場所から動きません。
堤さんにいたっては、更に半径1メートルの中で納まってます。
2時間近く2メートル上を見続けるのには限界がありました…
首が痛いなんてもんじゃない。
せめて、左右にセットが動いたりしてくれればねぇ…
そして極めつけ、カーテンコールも2メートル上からで…、
正直びっくり
降りてこないのかよぉ~と心の中で突っ込みました
いや…ちゃんと二人は深々とお辞儀してくれてるんですけどね
でも…なんか違うんじゃないかなぁ~って思っちゃいました。
ストーリーは至って簡潔。そして重い。
世界第2の高峰「K2」の登頂に成功した二人が、
下山途中で遭難。
堤さん演じるハロルドは骨折していて動けない。
このままでは二人とも死んでしまう。
なんとかして、ハロルドも助けたいテイラー。
テイラーだけは助かって欲しいハロルド。
でも、二人は最初から二人が揃って助かる道はないと、
感覚的にわかっている。
『死』を前にした極限の精神状態。
ハロルドとテイラーの強靭な精神と、
とてつもなく優しい心が切ないお話でした。
多くの方が泣いていらっしゃいました。
私もここまで感じているのに、
すんなりお芝居に入れないのが悔しい。
私も、ダンナさんも感受性が欠如しているのかなぁ~
なんだか消化不良な感じで、残念でした。
次回は、新感線のような動きのあるお芝居が観たいです。
堤さんの受けの芝居は本当に安定していますし、
本当に素晴らしい
でも、まだまだ40代
ガンガン攻めて欲しいです