彼女の誕生日(沖田)【捧げ夢】 |  ★...銀の侍 銀魂夢小説...★ 

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愛を込めて夢小説書いてます! 

駄文です。更新率も低めです。リクエスト夢小説がほとんどです。

拙い文章ですがお付き合いくださいませ!


私の大好きなのんかちゃんに、


のんかちゃんの大好きな沖田さんの夢小説を送ります。


女の子の名前は南(みなみ)ちゃんです☆


読んで下さる方はどーぞ!








南は彼女。


俺の彼女。


俺は彼氏。


南の彼氏。



どーいうことなのか、俺には好きな女が出来て、相手も俺が好きだったらしい。


俺は「好き」と言った。アイツも「好き」と言った。



これ以上の嬉しさはなかった。



あの瞬間がずっと続いているような気がする。


浮足立った俺は馬鹿みてーだが満更じゃない。



何かあげたら喜ぶだろうか。


嬉しそうなアイツの顔がみたい。


そうだ、何かプレゼントしてやろう。


ブレスレットなんてどうだ、女はそういうもんが好きなはずだ。



「なぁザキ、南って……」


「はい?」


「あー……………………やっぱいいわ。何でもねェ」


「は?なんですかそれ」


「だからなんでもねェって」



適当に近くにいたザキに声をかけてみるも、少しだけ気が引いた。


コイツに相談したって無駄だろう。


まずコイツが南に関わることが許せねェ。


何か知ってる事も許せねェ。


嗚呼、俺もまじで馬鹿になっちまったみてーだ、本当アホらしい感情でィ。



――適当に雑貨屋にでも行ってみるとするか。



そう思って足の向きを玄関へ向けると、ザキが俺に呟いた。




「あ、そういえば隊長、今日南さんの誕生日ですね」


「…………は?」



あれ、そうだったっけ。


そーいや俺アイツの誕生日しらねェし。


なんで今まで聞かなかったんだ俺。


やべえ、なんでコイツが知ってんのか知りてェ。



「…今日?」



心なしか声が低くなっちまってるような…まぁいいか。



「あれ、知らなかったんですか―――」


「ザキ、それ以上無駄口叩いた瞬間たたっ斬るぜィ」


「すいませんでした」



やっぱり俺以外の野郎が南のこと知ってるだけで腹が立つ。


―――嫉妬もいいとこですねィ


自分にため息をついて、小物を買いに町に出た。








゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚






「こんなもんでいいかねィ」



やっぱり俺が選んだのはブレスレットだった。


手錠っぽくて、いつでも俺がアイツを縛ってるみてェだから。


アイツが俺のものを身につけてる時点で束縛してるようなもんだろうけど。


喜ぶか?


要らないってつっかえされたら、何してやりゃいーんだろ。


予備にネックレスでも…。



「総一郎くん?何やってんの、こんな女物の売り場で」


「…………………………別に」



▼旦那が現れた。


  弄る

  立ち話

  相談

→ 逃げる


俺はすぐに向きを変えてレジに向か――おうとしたにも関わらず旦那は俺の肩をがっしりと掴んで離さない。



「ほーぉ、ブレスレットですか。なに、今日なんか渡す日ですか?」


「…………南の、誕生日…なんで…」



うわ、めっちゃ教えたくなかった。何俺、なんかすげぇ後悔してるわ。


俺の片手に持ったブレスレットに目を向けて面白そうに眺める旦那。


相変わらずの天パをむしりたくなるくらい鬱陶しい。


早く離して貰えないか、早く買わせてもらえないか…うぜェ。



「あ、今うぜェって思った?駄目だよー、年長者は敬わないと」


「あー、なんでわかったんですかィ?もしや旦那エスパー?」


「うわぁ、地味に傷つくよ総一郎君」


「総悟でさァ」


「ま、いつも飄々としてても彼女のこととなると感情が出やすくなるね、夜神総一郎君」


「総悟でさァ。別にアンタには関係ないでしょう、さっさと離して下せェ」


「じゃあ最後に一言。女は好きな男から貰えるものは全部嬉しがるから。あんま心配いらねーよ、お前は」


「……………………そんなこと知ってまさァ」



本当は少し不安だったりするのは胸にしまっておこう。


南の誕生日を知らなかったのに、少し都合がいいんじゃないかその理論。


もし、俺のことをもう好きじゃなかったら…どうしてくれんでィ。






゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚





「オイ総悟、今までどこ行ってやがった」


「土方さんのマヨネーズ買ってやした」


「嘘つくんじゃねェ!!マヨはとっくに貯蔵済みだ!テメェ今日提出の始末書どうしたァァ!!」



屯所に帰れば土方さんの怒声が響き渡った。


南のプレゼント買ってたなんて、死んでも言いたくねェ。



「あー、はいはい。あとでザキに書かせまさァ」


「お前の始末書なんだけど!?」


「別に誰が書いたって変わんねーだろィ」


「変わるに決まってんだろ!さっさと書け!」


「はぁ………」



相っ変わらずうぜェお方だ。


俺はさっさと南に会いに行きてェってのによォ。



「好きな女に会いに行くんだったら、やることやってからにしろ」


「…あ?」


「てめーのやってることなんざ、分かり切ってんだよ。柄にもねェことしやがって」


「………」


「じゃあな。せいぜいフられねーように努力しろ」



…………………………殺してェ。



「…土方さーん」


「あァ?うおっ!?」



ドガァァァァァァン!



俺はバズーカを土方さんに向けてぶちかましてやった。





゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚





――午後9時



結局土方さんの言うとおりに、やることを一通り終わらせた。


そんなこんなで時間はあっという間に過ぎて、もう夜じゃねーか。



「あっれー、総悟!こんなところで何してるの?」


「何してんのって、今日お前の誕生日だろィ」



南の家の玄関口。


今日の俺は少しだけ弱気らしい。いつもは自分で行くことなんざないから。



「ええ!?なんで知ってんの!?」


「ザキに聞きやした。なんで俺には言わないんでさァ」


「だって、聞かれないと言いたくないじゃない。自分から言うって、なんか祝福されたい感がめっちゃある」


「………まぁなィ」


「でしょう?」



クスっと笑う南は、俺の好きな南。


やべェ、そんな顔みてるだけで顔がニヤけちまいそうだ。


可愛いんだ。


なんでこんなに可愛いなんて思っちまうんだ。


好き過ぎて、可愛くて、触れたくなる。



「ほれ、手だしな」


「ん?」



南は言われたとおりに白くて細い手を出した。


そして俺はポケットに入れたブレスレットを取り出して南の手首に付けた。



「おめっとさん」


「…………!」



腕を自分の顔の目の前に持っていき、まじまじとそれを見つめる。


冬の乾燥した空気が、俺の不安を煽った。


気に入らなかったら買いなおすつもりだ。


つっかえされたら、別の欲しいものを買ってやる。


口からふわりと白い息が出る。



「嬉しいな………総悟もこういうことしてくれるんだ」


「え…?」


「恋人らしいこと、したかったから。総悟から貰えるものは全部嬉しい、本当」



くさいセリフ。


だけど、その言葉に心底安堵する。


にこにことまだブレスレットを見つめている。


その顔を見れば、"買って良かった"なんて、俺まで嬉しくなっちまった。


旦那と同じようなことを言うから、すこし驚いたけれど。



「ずっとつけてろィ」


「うん!」



好きな女の誕生日。好きな女が喜んでくれている。


こんなにいいものなんだな。



「総悟、空見てよ。星がきれいだよ~、冬は空気が澄んでるから」


「あ?あぁ、本当ですねィ」


「冬の大三角分かる?総悟と夜空を一緒にみれるなんて、これも嬉しい」


「っ――。そうかィ、俺もでさァ」



一瞬だけ、土方さんに感謝。


この時間に南に会うことになったのは、土方さんに溜まった仕事をさせられたから。


確かに綺麗な夜空は、見上げる限り満天だ。


でも、南の方が断然綺麗に見える。



「南、上がって良いかィ」


「え?うん、いーよ」


「さみーんで、南があっためて下せェ」


「……っ、…うん」



意味がわかったらしい南は顔を赤く染めて、俺を家の中に入れた。


なんとかなった、南の誕生日。


来年は絶対に準備万端でプレゼントも増やして、余裕の自分であるように、夜空の星に願った。








end.............





ハッピーバースディのんかちゃあああんヘ(゚∀゚*)ノ


私なんかのしょぼーい小説送られちゃうなんて、迷惑だったかもしれないですね(笑)


私の大事な大事なのんかちゃん、大好きなのんかちゃん、やさしいのんかちゃん。


これからもずっと大好きだよ!大大大好きだよ!


キャラ全然違ったよね、ごめんね(((( ;°Д°))))


良ければどうぞこれからも宜しくね♪


ヒロインの名前を勝手に南にしちゃってごめんなさい、殴って良いよ…


のんかちゃんが望むなら削除もするよ((ぐっ


って、もしかしたら忙しくて私なんかのブログ見に来れないかもしれないですね| 壁 |д・)


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↑一回お願いします!読んで下さった方々ありがとうございました!


いつもより改行を多目にしてみましたが、いかがでしょうか?



※前記事についたコメントはのちほど返させて頂きます!