お菓子 (沖田)[リクエスト]  |  ★...銀の侍 銀魂夢小説...★ 

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愛を込めて夢小説書いてます! 

駄文です。更新率も低めです。リクエスト夢小説がほとんどです。

拙い文章ですがお付き合いくださいませ!


今日はリボンちゃんからリクエストです!


激甘のドS100倍という…!沖田さんのドSな感じを出すって、結構難しいなと思うんですよね。


基本私の小説って、白沖田さんの登場が多いと思います(^▽^;)


完全に原作汚しちゃってんのかなって、反省する日々を送ってます。


そしてそして、やや微裏ということもご注意なさってお読みください!


女の子の名前は茉弥(まや)ちゃんです!どうぞっ!





―――――――――――――………



自室。私はいつも仕事やらなんやらで会えなかった彼氏とデート中。いや、むしろSMプレイ中。


しかし、そこまで卑猥ではない。



「ほれ茉弥、さっさと食いなせェ」


「え、いや…でもさ、これはさ…?」


「俺としたくねェってんですかィ」


「いいいいいいや、違うんだ!いや違わないけど、そんな機嫌悪くならないでよ!怖いって!」






お菓子をテーブルの上に置いておいたんだ、簡単に手を伸ばして食べられるように。クッキーやらチョコやら、中には菓子パンやらも。


迂闊だった、それを使って私を遊ぶ奴が目の前にいるのである。


簡単に説明させて貰えば、彼はクッキーを口にくわえて私に接近していた。


そして私が離れようとしたところ、総悟にたやすく捕まえられてしまっているという意味の分からない状況。


いや、本当なんだこの状況。


だって食えっていうんですもの。なんですかソレ、口移しですか。誰がやるか馬鹿。



「あーだめだ、俺限界」



と言って、彼はくわえていたクッキーをバリボリと自分で食べてしまった。きっと唾液が垂れそうになったんだろう。


結構甘いクッキーだからねこれ。シュガーが満遍なくかかってるクッキーだからね。



「あ、じゃあ今度お前がコレくわえろ。交代ってことで」


「は!?んむぅっ!?」



安堵した瞬間、有無を言わせず彼はクッキーを私の口に押し込んだ。しかもさっきと同じシュガーたっぷりの。



「あ、食っちまったら罰ゲームな」


「~~~!?」


「このクッキー、結構甘いんですねィ。ヨダレが出ちまいそうでした」



そうですか、つまり私もその感じを味わえという魂胆ですね。食ったら罰ゲームとか、何されるんだ私。



「あー、うまそうな菓子発見」



彼が見つけたのは表面に生クリームが表面に塗ってある菓子パン。


なんでもいいから早くどうにかしてくれお願い。今にも食べちまいそうだっつの、罰ゲームとか嫌だっつの。


思いっきり不機嫌な顔で、私は彼を睨んでいた。そんなことも気にせず彼は、



「これをこうして…」


生クリームを指で掬い、



「ほい」



私の頬に付けた。同じように両頬にクリームをつけたり、口元にも付けたりでやりたい放題だ。


なにやってんだよコイツ…!


目線で彼にそう訴えてみると分かってくれたようで「あぁ」とか言い、また顔を間近まで近づけてきた。



「茉弥を盛り付けてやったんでさァ」


「…んん!?」


「美味しく食わねェともったいねーだろィ」



刹那、ゾワっとした感覚が走った。頬についた生クリームを、舌で舐めたんだ総悟が。


目を大きく見開く私を楽しそうに眺めると、唇を頬に沿わせて、私の口元まで滑らせる。


いい加減もどかしい彼の愛撫的行動。そして限界に近付く私のくわえたクッキー。



「はい、良く出来やした」



パリっ…


そんな声と音と共に、私のくわえていたクッキーが彼の口に運ばれた。



「んっ……、何…遊んでんの馬鹿…!」


「久しぶりに会っちまったら苛めたくなるのは俺の性でィ」



そう言うとクッキーのカスがのついた私の口元を器用に舐めて行く。



「ん~…ちょ、舐めすぎだって馬鹿! アンタは動物?犬ですか猫ですか」


「獣でファイナルアンサー」


「なっ――んむ…っ」



今度は甘いキスですか。


噛みつくくらい甘い、少し乱暴なくせに甘い彼のキス。夢中で絡めてくる舌を、私も絡めていく。


なるほど、確かに獣でファイナルアンサーだ。


紅潮する頬とか、だんだん溶けそうになる感覚とか。いつのまにか私は総悟の服を握って離さない。


あぁ、やっぱり私は好きなんだ。彼のことが好きで好きでたまらない。


そのドSな笑い方とか、意地悪な性格とか、無駄に整った顔とか、少しだけ臆病なとこも全部



好きで好きで、仕方ないんだ――。



「はっ…ん………っ………」


「………っ、ん……」



部屋に響くのは、私と総悟のリップ音だけ。


長い長い、目一杯の"好き"を込めたキスを続けた。


いつのまにか、総悟の手が腰や胸に伸びていることになど、等に気付いていた。


撫でられて、抱き寄せられて。



何度も角度を変えてキスをしながら、確実に彼の手が服の中へ入ってきているなんて、ちゃんと分かってる。


そして、唇が離された。息が苦しかったせいで涙目、火照る顔の体温。



「ぷはっ……!」



見たところ、総悟の顔も色っぽさが露わになっている。



「………、…抵抗しねェってことは、ヤっていいんでしょうねィ」


「…そんなこと聞いても、答えられないの知ってる癖に」


「それが俺の性でさァ」


「意地悪」


「褒め言葉」


貴方は意地悪。でも、ただ貴方が意地悪ってだけの性格じゃないの、知ってるよ。


わざわざ私に承諾を得るなんて、やっぱり総悟は臆病なんでしょう?



私に嫌われるかもしれないとか、思ってんだきっと。



「あっ―――総…悟っ!」



私は嬉しいのに。


馬鹿だよ、総悟は馬鹿だよ。


こんなに体が火照るのは、総悟だけなのに。



「………好きでィ」


「私も……………好きだよ」



意地悪は程々にして、弱い自分をもうちょっとさらけ出してみればいいじゃない。


私はちゃんと、受け入れて見せるよ。貴方のためなら、いつだって。


私を愛しそうに見つめるその瞳。本当に―――大好き。



‐‐‐



「あー…」


「何よ」



情事を終わらせた私と彼は服に着替えて、さっきと同じように座りこむ。



「お前まじ可愛いすぎなんで、罰ゲームさせられなかったじゃねェーかィ」


「は、なっ、はぁ!?」


「罰ゲームは……………まぁまた今度で」


「怖いこと言わないでね!?しないでね!?」


「さーねィ」



やっぱりSなのは変わらず、意地悪なのも変わらず。


可愛いと言われたことに、一瞬心臓が浮いたことは胸に秘めておこう。


私が彼を溺愛していることも変わらず、ずっと好きなんだろう。




end.....






ドSってなんでしょう、具体的な表現方法が分からないので内容がしょぼいですね。


ただ単にドSってなんでしょうを考えながら書いた小説。リボンちゃんごめんね、全然ドSじゃないね。


後半、「臆病」とか言葉出てきましたけど、不快に思った方がいましたらごめんなさい。


私の癖で、男の人の弱さを狙っちゃいそうになるんですよ。えぇ、私自信理解できないのですが←



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